20190420_Sat 学会理事会

学会の理事会に出席。

会議は大阪,東京など4つの遠隔地を結ぶビデオ会議として開かれたので,私などは徳島からビデオ会議で出席すればいいんではないかと思ったりしたが,秋に大会会場を引き受けることも考えると直接出席してやり取りした方がよさそうだったので,珍しく車で直接大阪へ。

年次大会の企画を3つ立てるのは悩ましい。

一つは自分の希望として「歴史」を扱うことにした。もう一つは,会議での提案もあったので,これからの世代にバトンを渡す感じの企画。最後の企画をどうしようかと思案中。メディアと宇宙でも繋げちゃおうかと妄想しながら会議を終えた。

この日は新入生宿泊セミナーの初日。そのまま淡路島の施設で行なわれているセミナーに合流するため移動した。結局,当日のプログラムがすべて終わってからの到着となってしまったけれど,とりあえず次の日のために寝た。

20190418_Thu eスポーツ

今年度初忘れ物。

お昼時間に自宅に取りに帰った。そのついでに、自宅でランチをとることにした。イタリアやスペインでは、長い昼休みに帰宅をして家族でランチをする習慣があると聞いたことがある。確かにいったん帰宅するとホッとするし、好きな食事を作って食べられるのは、なんだか優雅な休日気分だ。午後も仕事を頑張ろうという気にもなる。

職場の地域連携活動の一環にかり出されて、徳島青年会議所の定例会イベントに紛れ込むことになった。今回のテーマは「eスポーツ」。世界で盛り上がって勢いあるeスポーツを街おこしのきっかけにしようという目論みのようだ。徳島の若手起業家・経営者たちが集まって,かつて週刊ファミ通の編集人だった方の講演や,実際のeスポーツ選手を招いて実演を目にしていた。

eスポーツとは,日本eスポーツ連合(JeSU)にサイトによれば…

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

とされている。

古い言い方をすれば「テレビゲームをスポーツとして扱う」こと。

初代ファミリーコンピューター(任天堂)あたりを楽しんでいた世代からすれば,テレビゲームのどこがスポーツなのか?といった認識だが,現代のゲームは精細なグラフィックを利用して高い没入感を生み出すものになっており,そのプレイも迫力が伴う。そしてインターネットや動画配信サービスのお陰で,そうしたゲームのプレイを動画実況する文化も広がっている。

こうしてプレイヤーと観戦者が揃えば,そこに観戦ビジネスのモデルが適用できる。

世界中で莫大な経済効果を生んでいるeスポーツの盛り上がりとは,スポーツ観戦のビジネスモデルを応用して生まれたビデオゲーム観戦市場が盛り上がるということである。

あとはプロ野球やモータースポーツなどのプロスポーツ観戦文化を想像してもらえればわかるように,どれだけファン心理を盛り上げて観戦イベントが華やかになるかを目指すかである。同じ理屈でオリンピックもeスポーツに高い関心を示している。

徳島の街が日本におけるeスポーツのメッカとなれば,確かに街おこしの足がかりにはなりそうだ。とはいえ,大阪や東京にあるeスポーツ観戦施設が話題をさらってしまえば,その効果はあっという間に薄れてしまうのではないかとも思えなくもない。

さて,何をどうすると徳島にとってeスポーツが意味あるものになるのか,もう少しいろんな人々が議論をしなければならないと思う。

20190417_Wed

授業日。

それにしても年齢を重ねると時間というのは短く感じる。講義時間は90分もあるのに、90分しかないように感じてしまっている。その準備のための時間さえあっという間だ。

水曜日はなんとなく盛りだくさんな日だ。

学部生の授業、大学院生との討議、ゼミ生たちの指導と…シングルタスクな私にしてはバラエティに富んだメニューである。もちろんそれぞれ楽しく興味深い。事のついでに、社会人の方々を招くようなオープンゼミなどやってみるのはどうかと妄想はしているが、平日参加というのは何かと大変かもしれない。

4年のゼミ生たちは、一度に集まって、今後の卒業研究個別指導の予定調整など。なるべくなら、時間よあっという間に過ぎず、各自が何かを残せる時間となることを祈る。

20190416_Tue

授業と学生指導。

授業のガイダンスも一巡し,講義も中身の方へ。保育原理は,まずは保育とは何かを考えるところから,教科書を丁寧に読み始める。もやもやっと見通しの効かない状態から,少しずつ,保育と幼児教育の関係や,子育て支援というものの存在を浮かび上がらせるように迫り始めようとするところ。新入生たちだから,大学での学習方法もあれこれ提案してみる。

4年生達が次々と研究室にやってきた。

明日水曜日の同じ時間に集合することにしていたが,その前に個別に顔を見せてくれたことは嬉しい。就職活動に勤しんでいる人,個人活動を頑張っている人,大学院進学の準備をしている人など,それぞれ慌ただしく過ごしているようだ。

そうした個別の状況に関しての相談等をあれこれ長い時間やり取りをしていた。

時間割も余裕が生まれて、大学に来ることが少なくなるとは思うけれども、こうしていろいろ近況を話してくれるのは有り難いことだと思う。

20190415_Mon

書類仕事や職場のWeb更新作業。

明日の授業の準備をすこしやりかけたと思ったら,もう夕刻の帰宅時間である。あっという間に時間が過ぎた。やりたいことは何もできず。英語文献を読むつもりだったのに。

新調したスマホGoogle Pixel3は基本ソフトがAndroid 9 Pieなので,新しい機能をいろいろためすことができる。

ユーザー補助機能である「音声文字変換」を試してみた。

AIアシスタントに話しかけるとき,すでに実力の一端は垣間見ているわけだが,ユーザー補助機能では,しゃべり続けている音声を見やすくテキスト化して表示してくれる。日常会話に字幕をつけてくれる感覚が新鮮だ。これはこれで便利。

残念ながらテキストを保存する機能はないため,文字入力に使いたければ通常の音声入力を利用することになる。Google音声入力をドキュメントアプリで使えば,長く話しかけている音声を連続的に入力することは難しくない。

ただ,どうしてGoogle音声入力のインターフェイスには,「バックスペース」キーはついているのに,「改行(リターン)」キーをつけてくれなかったのか。音声入力最中でも,区切りをつけたいと思う箇所に改行が打ち込めるとあとから編集がしやすくなるはずなのに,このままだと,しゃべり続けた文が全部連続してしまって,あとから区切り箇所を見つけるのが難しい。

とにかく,機械学習進化のおかげで,ずいぶん便利さが増した。時間は足りないけれど。