「「大学生の教員離れ」は本当に生じているのか」という不思議な文書について

2019年11月に「「大学生の教員離れ」は本当に生じているのか」という不思議な文書が出回りました。

文書作成者名義は「熊本大学教育学部長」。確かに熊本大学教育学部の学部サイトでトピックスの一つとして公開されています。

曰く,「最近の新聞報道やネット記事の中には、「大学生の教員離れ」が進んでいることは明白な事実であるかのように論じているものが数多く見受けられる。(中略)そこで、全国的に見れば「大学生の教員離れ」は生じているのか、生じているとすればいつ頃からなのかをデータに基づき確かめてみることにした」と。

文書では教員採用受検者数や新規学卒者の受験率/採用率などのデータを参照し,当該世代における人口に占める割合に置き換えながら,受験率は上昇横ばいの後やや下降,採用率はこの10年間で上昇の一途と報告しています。

よって「少なくとも全国的には、この間ずっと「大学生の教員離れ」が進んでいるとは言えない」と分析。ただし,同世代内の受験率下降が始まる2017年度以降について,「少しづつではあるが「大学生の教員離れ」が生じ始めた可能性はないとは言えない」とも補足しています。

この文書では,分析のきっかけを「最近の新聞報道やネット記事」と書いているだけなので,具体的にどんな記事のどういう解釈に対して物申したいのか不明です。

「大学生の教員離れ」で検索すると…

優秀な若者を教職に引き寄せてきた日本で、とうとう始まった「教員離れ」​(Newsweek)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11650.php​

教員の働き方がブラックすぎて、教育学部の倍率がヤバイことに。(togetter)
https://togetter.com/li/1309183

「小学教員の競争率、7年連続減の3・2倍 懸念される質の低下」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/190522/lif1905220028-n1.html

教師への夢をあきらめた学生たち 現役教育大生のリアル 競争倍率低下時代における教育の危機(Yahoo!ニュース個人)
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20190104-00110038/

などが私の場合は検索結果に出てきます。(人によって違うかも知れませんね)

ほとんどが,教員採用試験の倍率や競争率の低下,受検者数の減少に関して触れたもので,その中で「大学生の教員離れ」が触れられているといったもの。

昨今の教員にまつわる報道,あるいは教育実習などで直接目にした諸先輩方の仕事ぶりなどを踏まえて「教員という仕事は大変」「教員になる自信がない」等といった意識をもつ大学生達の「教員へのマインド離れ」ということが起こっているのではないかという指摘です。

つまり,「教員へのマインド離れ」を許し続けると,優秀な人材が教職に流入しなくなることを懸念しているわけです。

ところが,今回の文書が想定している「大学生の教員離れ」のお話は,どうも違う文脈で言われているものを対象としているようです。

ちょっと長く引用してしまいますが,この文書が言いたい部分を抜き出します。

「以上の検討結果を踏まえて、教員養成の担当者としての思いを述べたい。
ここ熊本でも、教員不足は確かに深刻である。しかし、このことを「大学生の教員離れ」にすぐ関係づけるのはいかがなものだろうか。
実際には、教員不足の最大の原因は、定年を迎えた教員の大量退職にある。また、子育てや介護と両立させにくい学校の労働条件が、リカレント的な教員就職や職場復帰を妨げ、事態を一層悪化させている可能性もある。
ところが、そのような教員需給の客観的条件を詳しく分析する代わりに、「近頃の大学生は苦労してまで教職になんてつきたがらないのだろう」といった思い込みで論を進める傾向が一部マスコミに見られるのは、教員養成の担当者として悲しい限りである。」

というわけで,どうも「教員不足」について「大学生の教員離れ」に触れた新聞報道やネット記事があり,それを想定して書かれたようなのです。

ただ,私が「教員不足」「大学生の教員離れ」で検索しても,それっぽい報道や記事が見当たりません。

というわけで,私にとって今回の文書は大変不思議な文書に読めるというわけです。

あまり意地悪なことを書きたくはありませんが,たぶん,ふわっと抱かれた危機感から真摯に書かれたのだろうと思います。そして,この文書の肝はデータにもとづいた分析の部分ではなくて,実は最後の一文を発信したかったということなのだろうと思います。

曰く,「私たち教員養成の担当者は、教育現場と手を携えつつ、そのような思い込みを吹き飛ばすような大学生たちの頑張りを支えていきたいと思う」と。

その心意気は,私も同調します。

準備期間ではない学校教育の始まり

学習指導要領の捉え方が平成29年改訂で根本的に変わったことを,学校教育関係者でさえ実感していないかもしれません。

「資質・能力」や「見方・考え方」という新たなキーワードを使って混み入った理屈が連なっていたり,カリキュラム・マネジメントを学校や教師レベルで展開しなさいと求められてはいるけれども,単にそれはいつものように要求項目が増え,現場の人間がなんとかしなさいと言うための方便だと受け止めているのがほとんどだと思います。

実際,小学校を例に取れば,先行して始まった特別の教科「道徳」に続いて,教科「外国語」の新設,プログラミング体験の導入など,教育内容は単純に増大しています。

授業時数に限ってみても,教科「外国語」の分が時数増加するわけですから,そのしわ寄せが学校行事等に及ぶなど,学校はてんやわんやの状態です。

こうした大騒動は,新たな学習指導要領を従来の捉え方の枠組みの中へハメ込もうとする困難から生じています。

しかし,蓋を開けて試行錯誤を進める中で,やがて分かってくるのは,「従来の捉え方の枠組み」の方を変更しなければならないということなのです。

つまり,学校の守備範囲を変えざるを得ないということです。

学校教育は社会で生きるための準備期間であるという捉え方が堅持されてきました。

そうすることで適切に配慮された教育内容を系統的に学ぶ場を確保し、子ども達が安定的に社会参加に向けての成長を遂げられると考えたからです。これは人権を保障され行使する存在としての市民を育成する意味でも重要です。また、社会から隔離することで子ども達が安心して試行錯誤することも保証できるからです。

しかし、社会生活の準備期間としての学校教育を仮に「K-12」の範囲と考えた場合、その18年間、社会生活をしていないのかといえばそうではなく、すでに市民の一員として立派に社会活動を展開しています。

現実の学校教育は、準備としての学校教育にとどまらず、とうの昔から社会活動を実践している青少年市民を相手に社会教育としての役割を担わざるを得なくなっていたのです。

つまり、準備期間ではない学校教育は始まっていたのです。

このような前倒しが起こっていたにもかかわらず、学校は社会から隔離された状態を保ち、準備教育として良かれと思われることに焦点化を続けてきました。

特に日本の学校教育は、諸外国の学校教育に比べて、社会との結びつきを限定的に絞ってきた傾向が強くあります。

いま、学校にまつわる話題の数々が世間を少なからず驚かせてしまっているのは、裏を返せば学校教育活動が世間と距離をとり続けてきたことの証左であるともいえます。

加えて、何らかの問題に直面した教育委員会がとる対応等が、一般市民が取るべきと考えるものとズレていることが多いのも、教育委員会事務局や学校教育関係者に世間とやりとりできるコミュニケーションチャンネルが持たされてないことに遠因があるように思います。

それもこれも、準備期間としての学校教育を営むにおいて、実社会と直結するようなパイプは必要なく、教育的なフィルタリングを通してのみ関わることが望ましいと考えてきたためです。

これは教育学的には、現在でも有効なアプローチであることは確かでしょう。

ただし、学校教育の教育内容が、現代社会における準備を担うに相応しいものであるならば…です。

変化の緩やかな時代ならば通用していた方法も、情報が常にアップデートされ、知識活用そのものが学習活動であると考えられるようになった現代においてはもう、通用しないのです。

教育内容を習得・探究するだけに留まらず、活用を見通す必要をうたったのは平成20年度改訂からでした。

この助走が、平成29年度改訂の学習指導要領において、学校から実社会に向けた働きかけという形で本格的な走りとなります。

これは学校教育自体を反転させる試みです。

日本的に理解を促すのであれば、児童生徒達の社会活動を学校教育の場に前倒しすることだといえます。

そこにはもちろん準備期間としての学校教育活動も存在するとは思いますが、そうした期間は短めに区切って、実践的なプロジェクト活動として知識の活用を促し、さらなる習得や探究をも引き出していくような姿が求められているといえます。

そのためにはまだ、教職員や児童生徒、学校にとっての武器となるリソースが足りません。人手もたくさんいるでしょう。

そして、何より、学校教育に関わりうる人々の学校教育に対するマインドセットを変えることからスタートしなければならないと思います。

昨今の学校における1人1台学習端末も、学校教育に対するアップデートされた認識からすれば、遅すぎたとはいえ、至極当然の措置であり、それも足がかりにしながら学校教育を反転させていかなくてはなりません。

誰が反転させるのか?

ここまでは、実社会と距離をとりながら、学校教育関係者が学校教育を担ってきた流れにありました。

保護者も地域社会も,準備期間を担う学校教育を専門家である関係者に任せ,子どもたちを預けてきました。そして必要に応じ,協力者として関わる形を取ってきました。

平成29年度改訂の学習指導要領は「社会に開かれた教育課程」と位置づけられています。

このことの意味は,準備期間ではない学校教育の始まりをあらためて宣言し,学校の教職員や児童生徒を実社会の一員として対等に扱うことを通して学びの世界を社会に広げていくことだといえます。そこでは協力者という立ち位置とまた異なる関わりが必要だと考えられます。

けして新たな教育理念が導入されたということではなく,これまで理念として人々が語り思い描いていたものを,学校教育への実際的な関わりとして具体化し実践していくことなのだろうと思います。

今回の学習指導要領がそうした学校教育のアーキテクチャの大幅アップデートだとすれば,私たちは用意された環境のもと,実社会に結びついた学習活動という様々なアプリのインストールによって動かしていくことが求められているともいえます。

さて次は,社会の側にいる私たちのターンです。

 

変わらざるを得ない学校教育の守備範囲

平成29,30年改定の学習指導要領にもとづく学校教育への移行が準備され,段階的とはいえ来年度から本格実施となります。

私自身はもともと,教育内容研究の学徒としてこの道に紛れ込みましたので,研究対象として学習指導要領改訂を追いかけてきました。

ちょうど平成元年改訂の「新しい学力観」に始まり,平成10年改訂「生きる力」,平成20年改訂(21世紀に対応する生きる力の深化)を経て,平成29年改訂「資質・能力(コンピテンシー)」を同時代的に眺めてきたことになります。

個人的所感になりますが,学習指導要領は常に「新しさ」を盛り込んで改訂されてきました。とはいえ,いわゆる法的拘束力をもつ存在として,自由闊達な教育の創造を促すというよりは,それに従うことによって新しさを出していく傾向を引きずってきたのだと思います。

学校関係者の献身的な努力によって,これまでは「新しさ」への追従もなんとか体面を保っていたわけですが,今後の学校教育を学校関係者だけの努力で運営していくことは限界に来ています。

まして平成29年改訂は,学習指導要領の捉え方自体を根本的に変更しました。

単に「新しさ」を追従するだけのやり方では,学習指導要領が目指しているもの自体を台無しにしかねないのです。

これからは,外部の地域社会の人々とも関わりを増やしながら,努力のエネルギーを創造的な方へ向けていくことが求められています。

しかし,学習指導要領には創造的な方向が「具体的に何を目指すのか」までは明記していませんから,それを学校関係者が地域社会を巻き込んで考えていかなくてはならないという課題が立ちはだかります。

そのような課題に取り掛かる経験した学校関係者は正直多くありません。

教師教育(教職員研修)や教員養成の領域も,この課題に立ち向かうためどうすればよいのか,これまでの取り組みの見直しを迫られているわけです。

過日,PISA2018の調査結果が公表されました。

様々な報道や分析が飛び交い,PISA読解力の順位低下に注目してデジタル・スキルの弱さを指摘するものや,報道記述の紋切り調を論難するもの,様々な要因が絡みあった結果だと考えるものなど,様々です。

私はたまたまタイミングよく,OECDのPISA調査結果発表カンファレンスの様子を動画ストリーミングで視聴していました(録画を見ることができます)。

OECD事務総長のグリア氏によって概要が発表された後,OECDの教育・スキル局長であるシュライヒャー氏が調査結果について解説をし,よき変化のあった国々の責任者が招かれてコメントをしています。

発表会ですので,調査結果の順位や点数の分析に言及していることは当然なのですが,むしろ,そこで語る人々の熱量は「よりよき日常生活」のために結果をどう受け止めて何に取り組むのかに多く注がれていました。

動画内に写る登壇卓にも記されている言葉ですから,OECDのキメ文句だとは思いますが,「BETTER POLICIES FOR BETTER LIVES」という言葉を彼らは臆面もなく強い口調で訴えるのです。

シュライヒャー氏も分析結果を背景とともに紹介しながらも,基本はこれからの時代に各国の教育が何を目指すのかが大事であるとの姿勢は崩していませんでした。『教育のワールドクラス』に著されている通りです。

アプローチは様々あるにしても,基本的には子どもたちのウェルビーイングを高められるよう「教師」が専門性を発揮できるようにする必要があり,そのためのサポートを各国がポリシーとして位置づけていくことを重視しているのです。

では日本の子どもたちや私たちの「ウェルビーイング」とは何なのか?

人生の満足感や質を高めるとか,人生の満足感や質を高めることを促す教育学習活動とは日本において一体何なのか?

教育に関わる人間どころか,一般市民でさえ,まともには語り合えていないテーマについて,学校教育関係者は専門性なるものを発揮して取り組まなければならない…と言われているのです。

情報時代の学校をデザインする』を著したライゲルース氏たちは,学習者中心の教育への転換のために6つのアイデアが必要だと論じています。

1. 達成ベースのシステム
2. 学習者中心の指導
3. 21世紀型スキルを含む広がりのあるカリキュラム
4. 教師,学習者,保護者およびテクノロジーの新たな役割
5. 調和ある人格を育む学校文化
6. 組織構造,選択,インセンティブ,意思決定のシステム

6つと言いながらも中身は多様な内容です。率直に言えば,新しい私立学校をつくるでもない限り,6つを実現するのは容易ではないと思います。

しかし,強いて何から取り組むことが公立学校の教職員に可能なのかと考えると,「4」の新しい役割を認識することからではないかと思います。そこから「2」を再構築し直したり,「1」を導入したり,やがて「3」や「6」が必要になって,「5」が生まれるとイメージしつつ,実際の順番にこだわらないことが必要なのでしょう。

大事なのは,学校設置者である教育委員会や基礎自治体の全部局,地域社会全体が当事者としてコンセンサスを持つことです。必要があればコミットできる状態をつくることでしょう。

人々が分断したまま,慣例的に自動化された手続きによってだけ運用されるような地域社会には「ウェルビーイング」は生起しないということです。

もちろん,日本のムラ社会的な仕組みは,郷に入っては郷に従うことで得られるメリットがたくさんありました。その善さをすべてスポイルすべきとは思いません。それがウェルビーイングの選択肢としてコンセンサスを得られるのなら,納得できる持続可能な方法で目指せばよいと思います。

ただ,やはり時代が進み,世界的な視野を必要とする世の中になってきて,なんの見直しも再検討もなしに従来の仕組みを継承することは難しくなっている。それが学校教育の守備範囲を変えざるを得なくなっている事情でもあると思います。

少し前にもてはやされた「反転学習」という取り組みがあります。

授業でやっていた習得学習と家庭に持ち帰っていた課題学習を「反転」させて,家庭で動画教材などを活用して習得学習してもらい,授業で課題を取り組みながら教師や仲間の学習者との協働学習を深めてもらうというアイデアを出発点にした学習形態です。

しかし実際には,名前ほどキレイに反転したやり方の取り組みはハードルが高く,その上,話題を集めた当時は動画教材の活用などがワンセットで取り上げられがちであったため,敷居の高さを感じさせてしまいました。

先行して取り組んだ学校や教員の方々は,事前の教材研究や準備の大変さを乗り越えて,蓄積された学習教材リソースを元手に現在も順調に取り組みを進展させているのですが,その山を越えられなかった人々や世間の関心はサーッと引いてしまった感はあります。

日本での「反転学習」の現実的な受容のされ方は,反転ではなく,「前倒し学習」と呼ぶべきもので,もしかしたら,そのようにネーミングを変えて理解の浸透を目指すべきだったのではないかとも思われます。

学習を前倒すことによって,何を実現させようとしているのか。

そう考えた時,平成29年改訂の学習指導要領が目指している「社会に開かれた教育課程」とは何か。延いては社会とともにある学校教育の姿というものを新たに描かざるを得ない理由も見えてくるのかも知れません。

だいぶ長くなりました。続ける前に一区切りつけたいと思います。

PISA2018調査結果関連

2019年12月3日,日本時間17:00にPISA国際学力調査の結果が公表されました。

関連情報をメモしておきます。

PISA (OECD)
http://www.pisa.oecd.org

20191203 "PISA 2018 Results" (OECD)
http://www.oecd.org/pisa/publications/pisa-2018-resultshtm.htm

20191203 "PISA 2018 Database" (OECD)
http://www.oecd.org/pisa/data/2018database/

20191203「『OECD生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)』の結果について」(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html#PISA2018

20191203「萩生田文部科学大臣コメント」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/detail/1422960.htm

20191129 "PISA 2018: A Sneak Preview (in Japanese):EduSkills OECD" (YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=rGq8Fqf-cek

20180219「PISA2018の新調査、日本は不参加…1つの指標による順位付け懸念」(ReseMom)
https://resemom.jp/article/2018/02/19/42989.html

--

20191203「日本の読解力が低下、OECD調査で15位」(共同通信)
https://this.kiji.is/574507334526878817

20191203「高校1年の読解力、15位に低下 OECD調査、上位層と差」(共同通信)
https://this.kiji.is/574525138869077089

20191203「「読解力」15位に後退 日本、理数は高水準維持―OECD18年国際調査」(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120300928

20191203「国際学力調査、パソコン解答に戸惑いも 授業で操作経験少なく―文科省」(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120300961

20191203「「読解力」15位に急降下、「数学」「科学」トップレベル維持…PISA」(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/20191203-OYT1T50212/

20191203「日本の15歳、自由記述苦手? 国際調査で読解力低下」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASMD343J9MD3UTIL012.html

20191203「日本の15歳「読解力」15位に後退 デジタル活用進まず」(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52905290T01C19A2CC1000/


20191203「日本の15歳、読解力が15位に急落 国際学習到達度調査」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/040/132000c

20191203「PISAが問うのは「行間を読む力」 AI時代こそ必要に」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/040/142000c

20191203「段落がない文章に誤字・脱字… スマホ依存の影響指摘も」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/040/138000c

20191203「新聞の要約 英語読解にも効果 試行錯誤する教育現場」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/040/146000c

20191203「PISA1位は中国の都市部 アジア勢がトップ3独占」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/040/191000c

20191203 "Japanese 15-year-olds rank high in math, sciences, but reading down: PISA exam" (The Mainichi)
https://mainichi.jp/english/articles/20191203/p2a/00m/0na/014000c


20191203「PISA調査 日本の読解力低迷 、読書習慣の減少も影響か」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030037-n1.html

20191203「PISA調査 日本の15歳、読解力15位 3年前より大幅ダウン 科学・数学的応用力はトップレベル維持」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030033-n1.html

20191203「PISA調査 ネットニュースやブログから出題 情報の信憑性評価する力問」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030041-n1.html

20191203「PISA調査 日本、家庭の経済的格差など最小 広く教育が浸透か」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030042-n1.html

20191203「PISA調査 デジタル機器、8割「授業で利用せず」 ゲームやチャットでは使うけど…」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030040-n1.html

20191203「PISA調査 広島大大学院の難波博孝教授 読解力低下、活字離れが要因 電子書籍の読書教育を」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191203/lif1912030048-n1.html


20191203「(PISA2018)国際学力調査 読解力が顕著に低下」(日本教育新聞)
https://www.kyoiku-press.com/post-210466/

20191203「(PISA2018)「求められる読解力の性質、変わった」OECD」(日本教育新聞)
https://www.kyoiku-press.com/post-210484/

20191203「(PISA2018)情報機器の授業利用 加盟国最低」(日本教育新聞)
https://www.kyoiku-press.com/post-210481/


20191203「【PISA2018】数学・科学はトップクラス 読解力は低下」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20191203_06/

20191203「【PISA2018】順位低下の読解力 日本は自由記述に課題」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20191203_05/


20191203「日本の15歳、読解力と科学的リテラシーが低下…PISA2018」(ReseMom)
https://resemom.jp/article/2019/12/03/53663.html


20191203「3分でわかるキーワード 日本は? 「学習到達度調査」」(FNN)公開終了
https://www.fnn.jp/posts/00428299CX/

20191203「日本の15歳 読解力が低下、OECD調査で8位→15位に」(TBS NEWS)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3846668.html

20191203「国際学力調査 日本 課題の読解力で15位 前回より下がる」(NHKニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191203/k10012200591000.html

20191203「OECD学力調査“読解力”日本は11位に」(日テレNEWS24)
http://www.news24.jp/articles/2019/12/03/07555121.html


20191203「社説:デジタル時代の読解力とは」(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52915630T01C19A2SHF000/

20191204「【主張】国際学力調査 情報に溺れない読解力を」(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/191204/lif1912040005-n1.html

20191204「社説:PISA調査 読解力低下に歯止めかけたい」(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20191203-OYT1T50294/

20191204「社説:国際学力調査 自分の考え育む授業を」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14281401.html
 
20191204「社説:国際学力調査 読解力育む土壌豊かに」(中日新聞)
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2019120402000118.html


20191204「学力調査の順位下落 授業のデジタル化の遅れが影響か」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASMD314TJMD2UTIL05T.html

20191204「国際学力テスト 日本の読解力急落、15位 数学・科学は上位維持」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191204/ddm/001/100/141000c

20191204「クローズアップ:国際学力テスト 読解力急落 「PISAショック」再び」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191204/ddm/003/100/107000c
 
20191204「18年国際学力テストPISA 日本の高校生、読解力低下 正しい情報探し苦戦 複数資料の検証も」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191204/ddm/010/100/037000c

20191204「18年国際学力テストPISA 日本の高校生、読解力低下 清水静海・帝京大大学院教授、浅沼茂・立正大特任教授の話」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191204/ddm/010/100/039000c

20191204「読解力 転落ショック…国際学力調査 SNS世代 読むより「反応」」(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20191204-OYT1T50094/

20191204「OECDが見抜いた!日本の「読解力」過去最低に」(日刊工業新聞)
https://newswitch.jp/p/20252

20191204「情報「使いこなす力」を 国際学習到達度調査PISA」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14281438.html

20191204「日本の子どもの読解力が急落 学習にデジタル機器「使わず」」(FNN)
https://www.fnn.jp/posts/00428318CX/201912040005_CX_CX

20191204「子どもの読解力向上には デジタル機器活用や読書が鍵」(NHKニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191204/k10012201051000.html

20191204「情報「使いこなす力」を 国際学習到達度調査PISA」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14281438.html

20191204「学習でのIT機器活用、加盟国で最下位 「利用せず」大半」(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO52912550T01C19A2M13700/

20191204「【PISA2018】読解力の課題 中教審教育課程部会が検討」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20191204_03/

20191204「【PISA2018】授業中のデジタル機器の利用 日本は最下位」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20191204_04/

20191204「【PISA2018】デジタル時代の読解力に遅れ OECD局長」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20191204_05/

20191204「中国が読解力・数学・科学の3分野でトップ-OECDの15歳学力調査」(Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-04/Q1YZP2DWX2PS01

20191204「[スキャナー]「情報探し出し」苦手な日本の15歳」(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20191203-OYT1T50303/

20191204「【PISAショックとか言うな!】読解力低下をどう受け止めるか」(Yahoo!ニュース個人)
https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20191204-00153583/

20191204「読解力 後退続き15位 OECD高1調査 情報真偽見極め苦手」(西日本新聞)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/565084/


20191205「詳報 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2018」(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/close-up/cu20191205/
 
20191205「社説:PISAで読解力低下 長文に触れる機会作りを」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20191205/ddm/005/070/044000c

20191205「(PISA2018)読解力低下 ICT環境整備の遅れのツケ回ってきた」(日本教育新聞)
https://www.kyoiku-press.com/post-210535/

20191205「日本、PISA読解力ランキング「過去最低」これだけ改革して、なぜ…? 「読書離れ」は止まったはずなのに」(現代ビジネス)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68901
【海外報道】

20191203 "The best students in the world, charted" (QUARTZ)
https://qz.com/1759506/pisa-2018-results-the-best-and-worst-students-in-the-world/

20191203 "Only 9% of 15-year-olds can tell the difference between fact and opinion" (QUARTZ)
https://qz.com/1759474/only-9-percent-of-15-year-olds-can-distinguish-between-fact-and-opinion/

20191203 "Teens from China's wealthiest regions rank top of the class in global education survey" (CNN)
https://edition.cnn.com/2019/12/03/asia/pisa-rankings-2019-intl-hnk/index.html
【中国】

20191204「国际测评显示 -- 中国中学生阅读、数学和科学方面表现优异」(人民日報)
http://world.people.com.cn/n1/2019/1204/c1002-31488216.html
【韓国】

20191203「読解分野「12年連続」下落…「韓国の中高生、生活満足度低い」」(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/03/2019120380241.html

20191203「科学の授業を理解していない韓国の中学生、1年で2倍に」(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/03/2019120380083.html
【シンガポール】

20191203 "China pips Singapore to top spot in Pisa education ranking" (The Straits Times)
https://www.straitstimes.com/singapore/education/low-income-students-here-do-better-than-their-peers-overseas

20191203 "15-year-olds in Singapore have a greater fear of failure than those abroad" (The Straits Times)
https://www.straitstimes.com/singapore/education/15-year-olds-in-spore-have-a-greater-fear-of-failure-than-those-abroad

20191203 "Pisa: It's OK to be No. 2 in academics, Singapore should focus on student well-being" (The Straits Times)
https://www.straitstimes.com/singapore/education/pisa-no-2-in-academics-is-ok-but-spore-should-aim-to-top-student-well-being

20191203 "3 in 4 Singapore students fear failure, higher than global average: OECD study" (TODAY)
https://www.todayonline.com/singapore/3-4-singapore-students-fear-failure-higher-global-average-oecd-study

20191203 "Singapore's 15-year-olds rank second globally in reading, maths and science: Study" (CNA)
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/singapore-s-15-year-olds-rank-second-globally-in-reading-maths-12147856

20191204 "Pisa 2018: Singapore slips to second place behind China but still chalks up high scores" (The Straits Times)
https://www.straitstimes.com/singapore/education/pisa-2018-singapore-slips-to-second-place-behind-china-but-still-chalks-up-high
【台湾】

20191203「PISA評比 大陸3冠王 台灣數學、科學退步」(聯合報)
https://udn.com/news/story/6885/4203640

20191203「PISA 2018調查公布 台生閱讀素養全球17名」(蘋果新聞)
https://tw.news.appledaily.com/life/realtime/20191203/1672216/

20191203「PISA成績公布 台灣學生閱讀全球第17、進步6名」(自由時報)
https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/2997477
【UK】

20191203 "Pisa tests: UK rises in international school rankings" (BBC)
https://www.bbc.com/news/education-50563833

20191203 "Pisa tests boss: Wales education system 'lost its soul'" (BBC Wales)
https://www.bbc.com/news/uk-wales-50592611

20191203 "Education: Why have Wales' teenagers under-performed?" (BBC Wales)
https://www.bbc.com/news/uk-wales-50587348

20191203 "Why immigration is a big factor in Pisa performance" (tes)
https://www.tes.com/news/why-immigration-big-factor-pisa-performance
【US】

20191203 "U.S. Students Fail to Make Gains Against International Peers" (THE WALL STREET JOURNAL)
https://www.wsj.com/articles/u-s-students-fail-to-make-gains-against-international-peers-11575360000

20191203 "U.S. students continue to lag behind peers in East Asia and Europe in reading, math and science, exams show" (The Washington Post)
https://www.washingtonpost.com/local/education/us-students-continue-to-lag-behind-peers-in-east-asia-and-europe-in-reading-math-and-science-exams-show/2019/12/02/e9e3b37c-153d-11ea-9110-3b34ce1d92b1_story.html
 
20191203 "Looking for Post-PISA Answers? Here’s What Our Obsession With Test Scores Overlooks" (EdSurge)
https://www.edsurge.com/news/2019-12-03-looking-for-post-pisa-answers-here-s-what-our-obsession-with-test-scores-overlooks
【オーストラリア】

20191203 "PISA results: How did system get this so wrong?" (THE AUSTRALIAN)
https://www.theaustralian.com.au/nation/pisa-results-how-did-it-all-go-so-wrong-for-aussie-kids/news-story/ce038c6ac5183de0d2dc0a72cb87de70
【フィンランド】

20191203 "Pisa star Finland falls down rankings" (tes)
https://www.tes.com/news/pisa-star-finland-falls-down-rankings
【エストニア】

20191202 "Pisa rankings: Why Estonian pupils shine in global tests" (BBC)
https://www.bbc.com/news/education-50590581
【ブラジル】

20191203 "Brasil fica abaixo da média em ranking mundial que avalia a educação" (Correio Braziliense)
https://www.correiobraziliense.com.br/app/noticia/eu-estudante/ensino_educacaobasica/2019/12/03/interna-educacaobasica-2019,811078/brasil-fica-abaixo-da-media-em-ranking-mundial-que-avalia-a-educacao.shtml
 
20191203 "Brasil é um dos países mais desiguais na educação, mostra Pisa" (Estado)
https://educacao.estadao.com.br/noticias/geral,brasil-e-um-dos-paises-mais-desiguais-na-educacao-mostra-pisa,70003111898