教育データへの異常な愛情 または学校は如何にして心配するのを止めてダッシュボードを愛するようになったか

教育データの議論から追い出されてから建て込む雑事に追い立てられて過ごしています。

そういえば、こんなニュースが流れているなぁ…と。

教育データの議論には「粒度」という言葉が用いられていて、こうした身体・生体情報にもとづくデータは粒度が細かいと表現されています。

可能性の議論としては当然扱われるわけですし、実験研究としても未知のままにして放ったらかすわけにはいかないので、こういう試みが実際に執り行われて議論の材料を提供することも必要。

今は研究倫理がうるさくチェックされる時代なので、表に出てくる試みは倫理審査を通したり、被験者や関係者の同意を得たうえで実施されていると考えるのが妥当ですが、それにしても記事だけでは、そのような慎重事案であることがうまく伝わってないことが懸念されます。

それに「集中してるかどうか」を指標にすることの安易さもあちこちから指摘されている模様です。

このニュースに欠けているものがあるとすれば、ちゃんとした議論の場がどこに用意されて実際に議論が行なわれているのかを示していないことです。こんな試みもあります(ドヤ)で終わらせず、こうした試みを踏まえて誰がどのように議論していて、一般の人々もその議論をどうやったら傍聴したり把握できるのかを示していないので、「なにやら不穏なことをしている人たちがいる」というイメージしか醸成しない。

とにかく、この分野の科学コミュニケーションは下手すぎて損ばっかり生んでいます。

関連する情報をピックアップ:

それより以前からもいろいろありました。

AI技術がグッと進歩して、取得データの可視化もやりやすくなってくると、ますますダッシュボードへの期待が高まっていくようです。

教育データ標準は寂しがり

洗濯してても教育データ標準のことを考えたりする今日この頃です。(#教育データ

先日(11/14)「教育データの利活用に関する有識者会議(第14回)」が開催されていました。

仕事もしていないのに会議資料に自分の名前がチラッと出てくるのは気まずいものです。

【資料1-2】教育データの標準化に関する事業状況報告」ですが,ここでもご紹介した「活動情報」をどうデータ形式化するのかが検討されています。私もこれ見て初めて知りました ^_^;

教育データの「活動情報」とは何なのか?

同スライド資料でも再度引用されているように…

多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された学びの実現や、学校現場での「主体的・対話的で深い学び」に向かうためのデータ活用

において学習履歴情報がデジタルデータ化されたものを指します。

そこで今回の資料では学校での「活動」を明らかにする手だてとして,ジャーニーマップなる行動タイムスケジュールをいくつかの典型的な人物モデルを想定して作成しています。

もちろん学校で過ごさない人達もいますから,そういうモデルケースも想定して,いろいろ検討していくわけです。いろんな距離感はあれど学校教育に関わるという緩やかな範疇において,まずは私たちが掴みたい「活動」がいくつか浮かび上がってくることになります。教職員についても,使う材料は(ジャーニーマップとは)違うけれども,校務等を分類整理しています。

さて,そうした作業をして次のようなことが得られたようです。

ふむ,なるほど。

学習履歴を記録する国際データ標準規格である「Experience API」(xAPI)を考えてみると…

1.「主体」と「活動」は「actor」と「verb」で分離できるので,汎用的にっていうのは納得できます。

2. 「活動」は「行動」と「状態」に区分できるというのも,行動を「verb」「context」で表現し,状態は「result」で表わすと解釈すればよそさうです。

3. 「行動」を「生活」「学習」「指導」「運営」とするのは…

かなり大ざっぱな区分ですが,学校でやっていることはそんなことぐらいなのでしょう。具体的な活動のキーワードをジャーニーマップから抽出することが必要になりますから,いまはこのくらいで。

4. 「状態」は,多様なデータセットとして整理される…?

ん〜,確かに,活動の「結果」として様々な指標が出てくるというのは確かにそうですが,xAPI等ではこうした指標データや評価データは別のプラットフォームが管理することを前提にしていて,「活動情報」の範疇としてはあまり考えていないように見えます。

xAPIでは,result項目において記載される例として「passed」「failed」とか「success: true」とか,そういう達成未達成ぐらいの粒度の情報であり,実際の成績データは評価データを管理しているシステムに問い合わせるという連携を想定しているようです。

ここで「状態」として扱おうとしているものは,データセットを管理する別システムとのエンドポイント的に捉えておくのがよいのではないかと思われます。

ちなみに「状態」とか「結果」と聞くと日本人の私たちは,どうしてもそこで何かが区切られて止まってしまうようなニュアンスを感じ取ってしまいますが,私たちとしてはあらゆる活動とその結果は長い軌跡の途中のものであることを忘れないようにしなければなりません。

ラーニング・トラジェクトリーズ(Learning Trajectories)という考え方があり,子どもたちの学びを軌跡(trajectory)として捉えて,子どもたちの概念や思考の発達軌跡に応じた学習の支援や環境をアレンジしたり調整していくことを重視するものです。

教育データ全般に言えることですが,ある時点のスナップショットデータから描き出された様々な指標にもとづいた局所的な対応を考えるだけでなく,ロングスパンの学習軌跡としてデザインすることがまず先にあって,データはその旅路の進捗(progressions)を知るナビゲーションとして捉え,もっと先の目標を見据えた対応が肝要になります。

たまに旅路を振り返り,「ああ,あんなことしたな,こんなことしたな」と思い出を振り返りながら,「さあ,目的地に向かって頑張ろう」と勇気をもらえる。そんな「活動情報」であって欲しいと思います。

ところでスライドには「内容情報」についてこんな風な記述もあります。

「内容情報」を「活動情報の対象となる内容」として整理…

なかなか興味深い記述です。

内容情報といえば「学習指導要領コード」(Course of Study Code: CSコード)が先行公開されてます。

このCSコードについて,「学習指導要領コードの利活用に関する調査研究事業」というものが走っているらしく,いくらか調査研究してきているようです。

xAPIで記録される「活動情報」の中に日本独自で「CSコード」を埋め込んで,活動情報がやりとりされることによって自動的にCSコードが付与されたり,関係する情報同士をCSコードで引き寄せてくることができるようになるかも知れません。

教育データ標準で定められた情報形式やコードは,それぞれを単独で動かそうとしてもあんまり役に立たないのです。ひとりじゃ寂しい。

以前もご紹介した通り,「学校コード」は「位置情報」と仲良くすることで様々な可能性が拓けます。「学習指導要領コード」は「活動情報」やSNSなどでの「共有活動」が組み合わさることで面白い展開を描けます。

教育データ全般は,個人情報などセンシティブな情報を扱うにあたって難題も多いのですが,そここそはテクノロジーの力を活かして解決できる事柄も多いはず。官僚的な対応ばかりしていては乗り越えられるものも乗り越え難くなってしまいます。

長い旅路は始まったばかり。そして,旅は楽しむものでなくては。是非ご一緒に。

活動情報を記録するデータ規格 xAPI

なんとなく教育データ標準のことをぼんやり考える日々の記録です。(#教育データ

教育データ標準の世界は,長らく続く国際標準規格の積み重ねがありますから,素人考えで語るのはやめて,そろそろあなたも標準規格ベースでしゃべりなさいよと,虎ノ門あたりに集っている人達からお叱りが飛んできそうです。

これまで「主体情報」「内容情報」についていくらか成果が公表され,今年度は「活動情報」について何かしらかたちを示しなさいというのが文部科学省の宿題。

私は駄文で「教育データコンテナ」といった呼び方で各種の情報を盛りつけるお皿を考える必要があるとお説ぶっていたわけですが,それにあたる標準規格はすでに存在しているわけです。

Experience API」と呼ばれる学習経験の記録と共有のための規格です。

経験(experience)のためのインターフェイス規格という正式名称は「名は体を表わす」になっていて分かりやすいのですが,一方,略称表記は「xAPI」とされているため,こちらは補足説明されなければ何の規格だか推測が難しいです。私も長いこと「x」が何なのか知らないままでした。

Experience API(xAPI)は,「誰が/何を/どうした」という要素情報の組合せ(ステートメントと呼びます)をJSONというWebの世界でもお馴染みのデータ形式でひたすら記録していく枠組みを定めた汎用的な規格です。

要するに,活動情報の記録は「xAPI」を使いなさいということです。

確かに教育データ標準が始まった当初から,そういうつもりであったことは明記されています。

「③活動情報」の国際標準規格に…

ちにみに「xAPI」とともに「IMS Caliper Analytics」という規格名も併記されていますが,こちらも学習履歴を記録・共有するために作成された規格の一つであり,両者は重複部分を持っているとされています。

どちらがよいのかは議論が残るところですが,個人的にはxAPIの方がオープンでよいかなと考えています。一方のCaliper Analyticsは規格管理団体のIMSが他の規格とともに推していることもあるので,兼ね合いを考える人々はCaliper推しかも知れません。両者歩み寄りの動きもあるとかないとかで,しばらくは併存すると思われます。

それで,日本はどうするのか?ですが,これはわりと明解で,デジタル庁で閲覧できる「教育データ利活用ロードマップ(令和4年1月7日デジタル庁、総務省、文部科学省、経済産業省)」にはっきりと記されています。

教育データ利活用ロードマップ(19頁)
「学習履歴 xAPI」とご指名

スライドの反対側にはまた別の「学習履歴」の情報も視野に入れられているので,IMS Caliper Analyticsやら何やらの規格はそちらで活躍することも想定されているのだと思います。

さて,こうやって「初めからそうだった」と書いている私にしてみても,あれこれ掘り起こしてみたら「そうだったんだ…」という感じで見返しているところ。

確かに書いてはあるし,初めから関わっている人達には自明な話だったんでしょうけれど,活動情報の教育データ標準作業が,xAPI規格を扱えるようにしたい話なんだよとは,誰もはっきり教えてくれたり解説してくれたことはなかったように思います。

最近「教育データ利活用に関する有識者会議」で文部科学省 教育DX推進室・桐生室長の発言によって,素人の私にもこの辺がようやく明確になりました。

教育データ利活用に関する有識者会議(第13回) 47'25''あたりから
https://youtu.be/Mstu2V2sFMM?t=2845

桐生室長「教育データ標準の方の話がありましたので,ちょっと現状をお話したいと思います。教育データ標準第3版を今年中に出すという話が進められております。中でも活動情報をきちんと検討して,その枠組みと具体的な姿というものをお示しできるよう,いま文科省の委託事業の中で検討を始めております。この中で学習ログも,eポータルからxAPIで書き出す際にどういった考え方で,どういう風にやっていくのか,といったような議論を今進めております。 これまた近々,こちらの会議でも諮らせていただいてご議論進めさせていただければと思います。」

教育データ利活用に関する有識者会議(第13回)より[読みやすく文末改変]

というわけで,学習eポータルやMEXCBTなどのシステムで,学習履歴や学習経験を記録するためにxAPIを使えるようにして欲しいというのが現在目指していること。

そして,その作業を,委託事業の作業チームの皆さんが頑張ってるっぽいです。

けれども,xAPIを使えるようにするっていうのは,学習eポータルを開発している各社の開発者が頑張る話じゃないのでしょうか?なぜ,文部科学省から委託されている事業で取り組んでいるのか?

標準規格があるなら,そのルールに合わせればよいだけの話で,何故あらためて検討する必要性があるのでしょうか?

もしもあなたが,そんな疑問に気がついたとしたら,いよいよ国際標準規格の沼の世界へと誘われる準備が出来たということかも知れません。

データ交換に支障が出ないように共通ルールを定めることが標準規格の目的です。

共通ルールと一口に言っても,何を共通化するのかは様々です。データの形式,通信の手順,項目の定義など概念的な構造から技術的な規則まで目的に応じて非常に多様です。

だから,標準規格というのは,かなり時間をかけて育てていくように構築されます。

多様なものに対応するためには,共通の土台となる大枠の規格を構築しておいて,目的や領域に応じた個別具体的なルールをその土台の上に組み上げていくといった形をとることもあります。

xAPIは「あらゆる学習履歴を記録する」というかなり大きな目標を掲げた規格で,個別具体的な履歴情報の詳細な記録方法については「プロファイル」という別ルールをみんなで決めるという仕組みを採用しています。

先ほどデジタル庁のスライドで見た吹き出しをもう一度見てください。

「内容」「verb」「object」「context」「result」「timestamp」「scored」「authority」という単語が並んでいるわけですが,これらはxAPIの記録(ステートメント)に含める項目です。

そして,実際に含める項目は,必須項目を除いて,実は増えたり減ったり,項目の構成は自由になっています。xAPI自体は,項目をいろいろ含んで記録できるよぉ,それを規格に従うことで柔軟に交換・共有できるよぉ,という大枠だけ規格化しているのです。

しかし,項目を自由にできると,そもそも交換するときに困るって話じゃなかったっけ?

という指摘が出るのは当然のこと。もちろん,自由にできるからといって,自由にやってよいとはされてないわけです。

上図の黄色い吹き出し「学習履歴xAPI」は,紫色の角丸四角「学習履歴(学校)」から出ていることはお分かりいただけると思いますが,実は,この「学習履歴(学校)」というものを記録するために「学習履歴xAPI」の吹き出しの中の項目は,本当に「内容」「verb」「object」「context」「result」「timestamp」「scored」「authority」でよいのか?は,まだ答えが出ていないのです。

デジタル庁も文部科学省も,まだ「学習履歴(学校)」に相応しい「学習履歴xAPI」の中身が何なのかを決めておらず,その項目構成を委託事業の作業チームに整理して欲しいと考えているわけです。

たぶんですが。

どうも話がまるで見えない…という方もいると思います。

そもそも「学習履歴(学校)」って何なのよ,という素朴な疑問は残っているでしょう。

子どもたちの学校での学習活動を記録する場合に,何でもかんでも記録するのか?それって監視環境じゃないか?という疑問や不安もおのずと出てくると思います。この話は,どうしても実際の運用範囲の問題に関心が向かってしまいがちです。

疑問に対しては,先の文部科学省の室長発言にもあったように,現時点で想定しているのは「学習eポータル」で扱う学習活動が記録の対象だといえます。つまり学習に利用したWebサービスの利用記録や成績情報といったものです。

xAPI規格誕生の経緯的にも,そうした運用が真っ先に想定されています。

そもそもxAPI規格は,それまでeラーニングの世界で拡張され続けてきたSCORM規格を置き換えるものとして登場しました。そんなこともあってか,xAPI規格はWebベースドな学習活動を記録する用途に用いられることが多いのです。

xAPI規格に組み合わせる個別具体的な目的のためのルールとして「cmi5」というプロファイルがあります。このcmi5というのがeラーニングシステム(Webサービス)における学習記録管理を目的とした詳細なルールを規定して,xAPI規格を補っているというわけです。

文部科学省が今回の教育データ標準の作業の目標として考えているのは,学習eポータルにおけるxAPI規格の詳細なルールの規定をどうするかであることは,ご理解いただけると思います。そして,少し目的が違っていることもあって「cmi5」ではなさそうだ,ということも何となく分かっています。

xAPI規格を作成したのは,米国国防総省のAdvanced Distributed Learning(ADL)という団体です。しかし,組み合わせるプロファイルは必ずしもADLがすべてつくるわけではありません。

加えて,xAPI規格は,国際的な技術標準化機関であるIEEEのもとで新たなバージョンや,様々なプロファイルが取り組まれており,国際標準規格としてもステップアップしているようです。

また,日本学術会議の提言「教育のデジタル化を踏まえた学習データの利活用に関する提言 −エビデンスに基づく教育に向けて−」にも記載されている米国のCommon Education Data Standard(CEDS)の取り組みは,項目定義の規定はもちろんのこと,各州で異なる項目定義を調整するツールを提供して,できるだけスムーズなデータ交換に役立てられるような取り組みを続けています。

こうした先行する取り組みやプロファイルを参考に,日本の学習eポータルで利用できるxAPI規格の独自プロファイルの作成が進められている…んじゃないかと,何となく思ったりしている今日この頃です。

文部科学省 教育DX関連会議メモ

随時更新

教育データの利活用に関する有識者会議

教育データの利活用に関する有識者会議
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/index.html
教育データの利活用に関する有識者会議 論点整理(中間まとめ)202103
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/mext_00001.html

議事要旨・議事録・配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/giji_list/index.htm
(第13回)20221011
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/kaisai/mext_00016.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00442.html
https://www.youtube.com/watch?v=Mstu2V2sFMM
(第12回)20220905
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00425.html
https://www.youtube.com/watch?v=Mnf8t2iL4TU
(第11回)20220805
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00416.html
https://www.youtube.com/watch?v=DlX2XeOk10M
(第10回)20220624
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00013.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00398.html
https://www.youtube.com/watch?v=nzuYGBdeMn8
(第9回)20220531
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00012.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00381.html
https://www.youtube.com/watch?v=PYYDCfenVlA
(第8回)20220411
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00011.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00362.html
https://www.youtube.com/watch?v=R07ajQG1nrQ
(第7回)20220221
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00010.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00345.html
https://www.youtube.com/watch?v=BgVYHgzCIwM
(第6回)20211223
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00006.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00313.html
https://www.youtube.com/watch?v=AN7NnIaLo_E
(第5回)20210319
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00005.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00194.html
https://www.youtube.com/watch?v=bToKHaZK-vw
(第4回)20210127
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00004.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00175.html
https://www.youtube.com/watch?v=wer70LP1gik
(第3回)20201124
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00003.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00140.html
https://www.youtube.com/watch?v=E_Onj_qMjhw
(第2回)20201019
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00002.html
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00123.html
https://www.youtube.com/watch?v=iWktP2vCHfk
(第1回)20200707
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/158/gijiroku/mext_00001.htmlhttps://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00088.html

教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ

教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/index.html

議事要旨・議事録・配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/giji_list/index.htm
(第5回)20220825
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00007.html
(第4回)20220719
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00006.html
(第3回)20220526
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00004.html
(第2回)20220425
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00002.html
(第1回)20220323
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00024.html

教育データの国際規格メモ

教育データ標準に関する国際規格について情報収集。

eラーニングからMOOCを経て,規格の世界も目まぐるしく変わったようだ。随時更新。


Initial xAPI/Caliper Comparison
http://www.imsglobal.org/initial-xapicaliper-comparison
ADL Experience API (xAPI) and IMS Caliper Discovery Review
https://adlnet.gov/news/2016/07/25/adl-experience-api-and-ims-caliper-discovery-review/
田村恭久「ラーニングアナリティクスの国際標準規格」(情報処理学会)
https://www.ipsj.or.jp/magazine/9faeag000000vm70-att/5909ewg07.pdf

Experience API (xAPI)

Experience API (xAPI) Standard(ADL Initiative)
https://adlnet.gov/projects/xapi/
adlnet/xAPI-Spec(GitHub)
https://github.com/adlnet/xAPI-Spec
日本語翻訳
(1.02) https://github.com/elc-gh/xAPI-Spec_ja
(1.03) https://github.com/con3office/xAPI-Spec_ja
TinCanプロジェクト
https://www.elc.or.jp/edtech/tincan/

IEEE to Standardize xAPI v2.0 as an International Standard
https://adlnet.gov/news/2021/10/20/IEEE-to-Standardize-xAPI-v2.0-as-an-International-Standard/
P92741.1 xAPI Work Group(IEEE)
https://sagroups.ieee.org/9274-1-1/

xapi.com(Rustici Software)
https://xapi.com
古川雅子「学習履歴データの標準化技法 -Experience API(xAPI)編-」(情報処理学会)
http://doi.org/10.20729/00212207

LRS

Learning Locker Community Overview(Learning Pool)
https://learningpool.com/solutions/learning-locker-community-overview/
Learning Locker - Open Source Documentation
https://learninglocker.atlassian.net/wiki/spaces/DOCS/overview

Profile

xAPI Profile Server
https://profiles.adlnet.gov
xAPI Profiles Viewer
https://torrancelearning.com/xapi/profiles/tools/flattener/

cmi5

cmi5 Specification
https://adlnet.gov/projects/cmi5-specification/
cmi5 CATAPULT!
https://adlnet.gov/projects/cmi5-CATAPULT/
The cmi5 Project(GitHub)
https://github.com/AICC/CMI-5_Spec_Current

Caliper Analytics

Caliper Analytics(1EdTech)
https://www.imsglobal.org/activity/caliper
Caliper Analytics Specification
http://www.imsglobal.org/spec/caliper/v1p2
IMSGlobal/caliper-js(GitHub)
https://github.com/IMSGlobal/caliper-js

IMS Caliperについて(日本IMS協会)
https://www.imsjapan.org/_files/ugd/de775a_78788c49050646079baaaceba7dd282e.pdf
https://www.imsjapan.org/caliper (近日公開)

etc

20220921「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究における校務支援システム、学習支援システム、教育アプリとの間の教育データ連携の実証研究に参加する事業者を公募します」(デジタル庁)
https://www.digital.go.jp/news/771a28b1-129a-4e80-a4dd-ca9bcbb04db1/

「IMS Japan Conference 2022」の講演動画、発表資料
https://www.imsjapan.org/post/imscj2022bpv
IMS国際標準の初等中等教育への適用と課題
https://www.jepa.or.jp/jepa_cms/wp-content/uploads/2020/01/9065e5ff1f0ae37c6301f418828d390a.pdf

学習eポータル標準モデル(ICT CONNECT21)
https://ictconnect21.jp/ict/wp-content/uploads/2022/02/learning_eportal_standard_V200.pdf

Common Education Data Standards (CEDS)
https://ceds.ed.gov

ed-fi
https://www.ed-fi.org
Ed-Fi Exchange(GitHub)
https://github.com/Ed-Fi-Exchange-OSS

Activity Streams 2.0
https://www.w3.org/TR/activitystreams-core/
The Society for Learning Analytics Research
https://www.solaresearch.org
Learning Analytics Community Exchange
https://www.icde.org/knowledge-hub/2018/11/13/learning-analytics-community-exchange

Student Learning Data Model
https://site.imsglobal.org/standards/sldm
Comprehensive Learner Record Standard
http://www.imsglobal.org/activity/comprehensive-learner-record
1EdTech LTI 1.3 and LTI Advantage
http://www.imsglobal.org/activity/learning-tools-interoperability
OneRoster
http://www.imsglobal.org/activity/onerosterlis
Open Badges
http://www.imsglobal.org/activity/digital-badges

The Data Quality Campaign
https://dataqualitycampaign.org

ADL Initiative
https://adlnet.gov
1EdTech(旧MS Global Learning Consortium)
https://www.1edtech.org
日本IMS協会
https://www.imsjapan.org
日本eラーニングコンソシアム
https://www.elc.or.jp
EDUCAUSE
https://www.educause.edu
Open Assessment Technologies
https://www.taotesting.com