[EX489] 突貫作業はミスを呼び込む

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 こちらは開発ブログということで、最近リリースした新幹線予約アプリEX489の開発裏話など書いている。

 リリース当初は、辛辣レビューの洗礼を受けて、てんやわんやといった感じではあった。しかし、情報提供をしてくれるユーザーの皆さんのおかげで、アプリのバグをあれこれ発見し、修正作業を続けているといったところである。

 こちらが『大丈夫」と安心しても、実際のフィールドで利用され始めると、あれこれ穴が見つかるものだなと痛感した。こればっかりは謙虚に受け止めなければと思う。

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 バグは設計上の不足や実装対応を後回しにした部分が引き起こしたものなどもあったが、大きく悩ませた問題の原因は、コーディングの際のタイプミスだった。

 たとえば、どこかで「self.」を忘れていたために起こるメモリエラーの類いだ。

 思い返せば、こうした作業をしていた時が、夜を徹して眠気の最高潮の時期だったものもあり、要するに注意力散漫になっていたために引き起こした人為的「凡ミス」だったというのは笑うしかない理由である。

 もっともこちらが苦笑いしても、アプリ利用者には迷惑な話だったので、もう単純に詫びるしかない。申し訳なかった。

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 しかも、こうした突貫作業がコードの見直しをしていた時に起こっていたから、以前動作チェックして安心していたところに気づかず問題が入り込んだ形になった。

 リリース前にすべてのテストをやり直すべきだったとはいえ、個人の隙間時間プログラマであることもあって、なかなか手が回らなかったというのが正直なところだ。

 とにかく、今後は突貫作業はなるべくやらないようにして、できるだけ問題予防的に開発を進めないといけないなと思う次第である。

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