Ad: 2010年2月アーカイブ

 アプリ内広告の収益に関して理解するのは,なかなか難しいです。  最近になってGoogleのAdSenseのヘルプにある「収益額」の項目に気づいて,少しそれぞれの意味が分かってきましたが,たとえば単価の変動みたいなものが実際にはどんな根拠や計算で行なわれるのか,正直わかりません。  日本のTG Adは広告のインプレッション(表示)単価で0.5円という分かりやすい収益額だとされていますが,TG Adの穴埋めではない実広告が表示される頻度が少ないという経験談もあり,収益予測が個人ではなかなか見えないのが現実のようです。  結局,広告主側からすれば,アプリ内広告でも広告枠としての魅力や価値があるかどうかが重要なので,それをリクエスト数やクリック割合などで計算しながら,インプレッション数や変動単価を調節しているという感じのようです。

--  まだ試してませんが,さらに最近では複数の(AdMobのような)モバイル広告システムを束ねて,その都度選択しながら表示するシステムもあります。AdWhirlとMobclixといったものだそうです。  こうしたシステムを利用することで,特定の広告システムでインプレッションが返ってこなくても,他の広告システムに自動で切り替えてインプレッションを得るということが可能になるようです。

 収益を最大化するという謳い文句ですが,どちらにしても世界を相手にする場合のお話。日本国内に限ると,まだまだアプリ内広告自体への出稿量が十分でないという課題があるようです。

 この辺,GoogleのAdSenseが本格的に乗り出してくれば,また事情が変わりますので要注目です。