いつも気がつくと授賞式と特別番組の日がやって来て,あっという間に去っていき,毎年知名度がなかなか上がらない「日本賞」は,ただいま作品応募を大々的に受付中である。
いま,このときに日本賞とは何かを知っておくことは良いことではないだろうか。ここで宣伝しないから,いつも知られず終わるのだと思う。
そもそも世界の優れた教育番組に賞を与えるために,我らがNHKが世界に向けて設けた国際コンクールである。実は長い歴史があるのだが,日本国内の知名度は残念ながら高いとは言えない。しかし,世界の教育番組制作関係者にとっては注目すべきコンクールとして,毎年優れた作品が寄せられるという次第である。
そして今回,教育番組国際コンクールであった「日本賞」が,時代に対応してなのか教育コンテンツ国際コンクールとして新たに生まれ変わり,番組という形式にとらわれない音と映像によるコンテンツを審査対象にすることになった。
残念ながら個人応募は受け付けておらず,何かしら教育に携わる団体や組織としてでないと応募はできない。関われるとしたら,視聴者としてNHKが展開する教育フェアの番組やイベントに触れるぐらいだろうか。それが日本賞の知名度不足や距離を遠くしている原因かも知れないが,ぜひ,この機会に日本賞についてサイトを見ながら勉強してみてはどうだろうか。
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