【講義後記】20090202

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 残すところ2回となった。実は不覚にも喉風邪にやられて、ちょいと不調なのであったが、今回はゲストをお招きしての特別講義なので、だいぶ助かった。


 また詳細は後日改めて書こうと思うが、「初等教育の内容と方法」の授業では、ゲストのお話しに受講生が聞き入り、新しい動向に関する話題に新鮮な驚きを持ったようだ。こういった新しい世界との出会いをセッティング出来たことが嬉しい。わがままを言って、この後の「教材論」の授業でもお話してもらった。やはり受講生たちは関心を抱いた様だった。

 初等教育の内容と方法は、次回試験である。試験に関する説明をして、いよいよ締めのご挨拶。

 半年間受講してくれたお礼と拙い講義であったことのお詫び、そして再度この授業で皆さんに期待していた事柄について担当者としての考えを述べた。

 ある人は教育の現場に進むだろうし、ある人は一般社会に出て教育に関わる人もいるだろう。どんな立場になっても是非教育について関心を持続させて考えていって欲しいということ。そして、10年後の自分に思いを馳せて、決して枠をはめずに可能性を追求して欲しいと語った。
 みんなには若さがある。まだまだこれからいろんなことが出来るはずである。そんな中で、またこの授業のことを思い出してもらえれば嬉しいですと告げた。


 予想もしなかった拍手をもらった。まだ短い講義経験の中で、一般講義の最後に拍手をもらうのは初めての経験だった。教師冥利に尽きる?いやぁ、そう言うだけでは言い表せない、正直鳥肌が立つような感覚だった。受講生に感謝である。


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 教材論の授業は、ゲストのお話を踏まえつつ、いつものようにグループディスカッションと共有。授業が始まった頃の感じをもう一度呼び起こしながら、賑やかに、そしていつも通り時間ギリギリまで行なった。


 さあ、来週は最終回。こちらはまたゲストをお迎えして、いろいろ学ばせていただく予定である。最後も和気あいあいと楽しく授業が出来たらいいなと思う。

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コメント(1)

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貴重な機会をありがとうございました!
学生さんからのコメントシートも大変勉強になりました。
何回も読み返してます・・・。

講義の最後の拍手、温かかったですね。
でも、てっきり、いつももらっていらっしゃるのかと思っていました。
感動的なシーンに立ち会うことが出来、こちらもラッキーでした。

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