お疲れさま

user-pic
0

 私が前の職場を辞める直前に,私がお願いして採用になったパソコン教室の助手さんがいる。ご一緒に働けたのは数ヶ月だけであったが,とても仲よくなったので,たまに連絡をしてくれる。

 この度,ご主人の都合で引っ越されることになり,3年間の勤務が終わると連絡をもらった。大変だったが,楽しい毎日を過ごしたとのこと。私と同じである。

--

 人を取るとか,採用するとかは,とても難しい。仕事の能力が必要なのももちろんだし,一緒に働く相手なのだからお互いの相性も大事だ。そうした様々な条件を満たす人材を探し出したり,あるいは巡り合ったりするのも難しい。

 でも,私の場合,最終的にはとても良い人達と巡り合えたので,ご一緒する仕事はとても前進した。

 え?私が上司っぽい仕事をするのが想像できない?ああ,そうですか。まあ,少なくとも島耕作みたいじゃないわね,確かに。前の職場の売店のおばちゃんに「先生は商売に向かないわ,あはははは」とハッキリ笑われたので仕方ない。

 とにかく,私の場合,どちらかというと人柄重視で評価し,人材を育てる覚悟で採用する傾向にあった。お給料が安い分だけ,専門知識を提供しようというわけである。そうやって技能を身に付けたら,また別の仕事にチャレンジしてもらえれば,本人にとっても得るものが大きいはずである。とにかく,毎日が学習だった。

--

 今回,勤務を終えられる助手さんも,数ヶ月間の限られた時間の中で,あれこれ一緒に学んだ。そして,私は退職することになったけれども,その後3年間,しっかり職場を支えてくださったようである。本当にお疲れさま。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://con3.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/425

コメントする