子守のときに便利なアプリ

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 iPhone / iPod touch用アプリケーションは日々どんどん増えて探すのも大変なくらいになっている。さっき知ったのは「パペットアニメーション(Puppet Animation)」というアプリ。

 取り込んだ画像に動く部分を指定することで,指先で画像を動かすことができる。似たようなものに,iPhoneを降ると指定した場所の画像が揺れるように動くというものもあるが,こういうアプリを使うと小さい子どもをあやすときに便利なのかなと思ったりする。

Puppet Animation
http://null-null.net/iphone-dev/app/puppet_animation.php


 保育や幼児教育の世界は,情報玩具のようなものを受け入れるための意識醸成が十分でなく,伝統的な方法や環境を守る傾向が強い。たぶん,旧来の保育・幼児教育玩具と新しく出てきている情報玩具との連続性や組み合わせ方について,納得できるモデルが描けていないせいなのかも知れない。

 様々なものや環境を自由に往来できるようになることが理想だが,たぶん保守的な人々の頭の中の情報玩具は,一度はまると抜けられない刺激の強いもの,という風に描かれていて,全体的なバランスを壊されると思ってしまうのだろう。

 情報技術を幼児教育に採り入れようとしている人々は,その点を十分認識していて,たとえば画面と現実空間との連続性を越える工夫などを盛り込む努力をしている。あるいは,人と人との対話が誘発されるような道具としてデザインをしている。

 プロモーションの問題だけではないと思うが,もっと実際の使われ方に関する様々な提案やPRをしていくことが保育や幼児教育の世界にも情報玩具が活かされるために必要なのだろうと思う。

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