新年度のご挨拶

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 4月になり,新しい年度がスタートした。私は徳島県にある徳島文理大学というところで,再び大学教員として働かせていただくことになり,また気持ちも新たに教育・研究生活を始めることとなった。

 正式には,徳島文理大学短期大学部の准教授として一般総合科目を担当する。主に情報関係の授業だが,二足のわらじを履いているということで,教育学や教職課程の授業も担当に含まれている。どんな教員生活が始まるのか,いまの段階ではまだ想像もつかないが,とにかく,授業に力を入れることが期待されているようだ。

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 辞令式のあとに記念撮影が終わると,たくさんいた新任者や参列者はちりぢりばらばらに分かれていった。取り残された私は,とりあえず学務係へ出向いて明日からの授業について聞いてみる。なにしろ新任者のガイダンスと最初の授業が重なっているのだ。

 学務に聞くと「授業を優先」して欲しいらしい。まあ,当然といえば当然。それは分かったので,今度はこの大学での居場所について,研究室はもらえるのか聞いてみた。それならば施設係が窓口だという。

 施設係に行くと,私の研究室の割り当てを教えてくれた。なんか自分についてハッキリした情報や割り当てが返ってきたのは初めてだったので,ちょっとホッとした。メディアセンターという建物に研究室をいただけるという。新しくてきれいな建物なので,それはとても嬉しい。

20090401lab というわけで,私の新しい仕事場とようやくご対面。これからこの場所で授業の準備や研究などをしていくことになる。まだ荷物もないせいか,なかなかの広さ。嬉しいのは棚が備え付けてあること。これなら蔵書を持ち込むことができる。引っ越し業者さんに相談してみることにしよう。

 このあと,着任前からいろいろご配慮くださっていたY先生が,必要な事柄について詳しく説明してくださったり,授業する予定の教室を一緒に回って見せてくださったり,しばらく足りない機材を貸してくださったりと,あれこれ面倒を見てくださった。本当に心強い。感謝感謝。

 それから,短期大学部の事務の方が一人いらっしゃるというので,会いに行く。その方に,全体の中での自分の位置づけがどういうものなのかを教えてもらった。ぼんやりとしたイメージは分かってきた。なるほど,結構宙ぶらりんなのね。

 そして,購買へ行って,学生たちが使うテキストを眺めて,自分が担当する学部学科の学生たちがそれぞれ勉強する専門分野の概論書を買うことにした。私が担当するのは情報教育だけど,それぞれの分野にフィットさせるためにも,別の分野の知識も吸収しないといけない。今回買ったのは『給食経営管理論』『やさしい栄養学』『医療秘書』である。いやはや,まったく世の中には知らない世界がまだまだたくさんあると思う。

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 とにかく,徳島での大学教員生活が始まった。まだまだ環境整備が十分でないが,はやく落ち着いて,あれこれ取り組み始めたいと思う。とりあえず,お昼食べないで夜になっちゃったので,お腹減った。

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ご栄転、おめでとうございます。
月並みですが、新天地でのご活躍を祈念いたします。

新しさもさることながら、作り付けの棚がかなりうらやましいです...

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