昨日,辞令と研究室をいただいたばかりだが,さっそく2年生以上の学生たち向けの授業が始まる。幸い,2時間目に1コマだけだったが,新任者ガイダンスを抜け出したり遅刻したりとお恥ずかしい行動になる。僕のせいじゃないのに…。
教育方法・技術論の授業は,「教育課程及び指導法に関する科目」に属する教職科目で,免許法上は「教育の方法及び技術(情報機器及び教材活用を含む。)」と表記されているものである。この授業を担当するために,一応,私の名前が文部科学省に届け出されたわけである。
受講してくれたのは,心理や看護や栄養など様々な学部学科の学生たち。ストレートな教職というよりは養護教諭や栄養教諭といった資格を目指している。
そう考えると,これは今までとは多少内容を変えなければならないかなと考えている。今までは教室という舞台で勝負をする教師を育成することを主に考えていたわけだが,今度は保健室や給食室,あるいは職員室といったところをメインの舞台とする教育職の在り方を考えていかなくてはならない。
なかなか興味深いテーマである。これについては私自身も,知識や見聞きした経験を整理し直す必要が出てくるだろう。40数名の受講生たちと一緒に授業をつくっていければと思う。いや,ゼロからのスタートでごめんなさい。何しろ荷物が届いてないから,本当に手ぶらなのさ。
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あ,ところで新年度になって,新しいこのブログにお越しになった皆様こんにちは。
昨今は,名前を見たらまず検索,なんて時代になったから,私を間近に見ている人たちもいるのだとは思う。学生の皆さんも混じっていることだろう。とりあえず,いらっしゃいませ。
さて,このブログは私のこだわり分野である教育と情報を中心として,ざっくばらんに駄文を公開し続けている場所である。途中のブランクは細々あれど,スタートして10年以上経つので,ネット世界では比較的長寿サイトということになる。
基本的には私の日常や思考から生まれた話題を書いているのであるが,事実もあれば妄想もある,ただの思考実験もある。とにかく雑多で長文傾向の強い駄文ブログなので,ちょっと楽しみ程度に読むくらいがちょうどよいと思う。もちろん,読まなくてもいいと思う。
そもそもは,教育を考えるきっかけや刺激をつくろうというのが出発点なので,書いてあることは絶対ではないし,完成されてもいない。それゆえにここの文章のことを「駄文」と称している。
駄文を書くために,あえて批判的に書くし,自分の考えを先へ進めたりする。なので,書いてあることと普段考えていることがずれることはあるので,私と直接やりとりする機会のある皆さんは,ずれに注意しながら,こっそり楽しむというのが暗黙の約束なので,よろしくお願いしたい。
というわけで,いろいろ至らないところはたくさんあるが,今後も続く予定。そして近いうちに,タイトルをあれに戻しちゃいますかね,いよいよ。
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Y先生から余っている自転車を安く譲っていただくことが出来た。おお,これで移動範囲が格段に広くなる。素晴らしい。Y先生ありがとうございます!
明日は引越し業者さんが預かってくれている荷物を持ってきてくれる。わがままを言って,本の段ボールを職場に持ってきてもらうことにした。そして,夏になったら実家の方にある残りの蔵書たちを呼び寄せよう(あ,自分で箱詰めしますけどね…)。徳島の地で,ようやく自分の蔵書が1カ所にまとまる。いやぁ,楽しみだわぁ。
でも,宙ぶらりん教員なので,いまのところゼミ生とか持てないんだよねぇ。せっかく,未来のゼミ生のためにこつこつ買い集めてきた蔵書も,まだ活用されないのね。「りんゼミ」復活は,まだ遠い先になりそうだ。
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