ああそうか

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 今日は初めて合同教授会なるものに出席した。100人以上の人数が出席する会議に参加するのは初めてなので,ちょっとおっかなびっくりであった。何となく組織の仕組みが分かってきた。

 そして今宵も明日の授業の準備。節電を呼びかけられたので,半分電気を消した研究室で作業をしている。ふと気がつくと,相変わらずひとりぼっちで作業している。少し寂しいような気もするが,中途半端に知った顔が近くにいないので,開き直りやすい。

 寂しさを埋め合わせてくれるのは,旅路で拾い集めてきたいくつものモノ。馴染みの蔵書もそうだし,いろんな人たちからもらった贈り物もそうだし,使い慣れたパソコンたちも相変わらず働いてくれる。

 最近は,実家とSkypeで繋がるようになったので,たまに両親とビデオチャットをする。そういう時代なんだと前々から授業で語ったり駄文を書いたりしていたが,やっと自分の日常で活用するようになった。こうなると単純な会話に限れば,本当に物理的距離の障壁はなくなったようにも思う。


 少しずつ学生たちにも覚えてもらえているようで,教室を移動中など,たまに「りん先生」と呼ばれるようになってきた。こちらの方が学生を覚えきれないという問題は残るが,とりあえずは受け入れられているようでホッとする。

 まだ自分の職場の一部分しか見えていないので,何をどうするとよい方略を組み立てられるのか,まだ分からないのだが,早く何か取り組みを初めて見たい。何かしら文献読書会でもいいし,ポッドキャスト制作でもいいし,何かしら雑誌を編集するというのでもいいかなと思う。


 そうそう,この職場に来ての初給料である。借金を払うために消えてなくなりそうだが,何か美味しいものでも食べよう。

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