20190423_Tue

午前はビデオ会議,午後は教授会。

秋にある日本教育メディア学会の年次大会のための企画相談をビデオ会議で東北学院大学の稲垣先生と。徳島と仙台を結んで,クラウドのワードプロセッサで文書共有しながら話し合いを進めた。

3つある企画のうち,なかなか決まらずの1つをどうするか,あれこれ悩みながら一応のめどをつけて登壇者依頼などに動く。一人でやると後手に回してしまうので,こうやってやり取りしながら進められるのは本当に有り難い。感謝感謝。

職場の合同教授会。今年度着任した先生方を迎えるので席替え。前後の位置はあまり変わらなかったが,左右の位置が大きく変わる。少々緊張が生まれる座席位置となったが,通路側だったのでそれはラッキーか。

会議が終わってあれこれ。ちょっと嬉しいこともあった。がんばろ。

20190422_Mon

卒業研究指導。

4年生達それぞれのスケジューリングで卒業研究指導が入る。昨日までの疲労の余韻を残していた午前中が過ぎたあと,午後から卒業研究指導である。

研究室にはロールカレンダーが掲げられていて,前期(4月〜7月末)の日程が一瞥できるようになっている。そのカレンダーに4年生達の予定も書込みながら,進行具合をどうするか相談していく。

こちらとしては学業優先を期待したいのだが,学生たちにしてみればアルバイトを軸にして自分たちのペースを優先させたいのが当然で,そことのせめぎ合いを続ける。

りんゼミの4年生達の進路は,本当に個別バラバラ。それ自体は悪いことではないので,どんどんやれ姿勢で送り出しているのだが,やり過ぎると学業がどこかへ吹っ飛んでしまいかねない。研究室の膨大な蔵書は,学生たちが関心を持ってくれることを願って揃えているところもあるのだが,いまのところあまり活用してもらえていないのが悩ましい。

今日の卒業研究指導は,半ば人生相談へと転じて,あれこれアドバイスをしては卒業研究に引き戻そうと試みる。う〜む,連休に入って足踏みか。カレンダーを見るとこれまた悩ましい。

20190421_Sun 新入生宿泊セミナー

新入生宿泊セミナー2日目。

初日は出張のため2日目から参加。1年生達とは授業で一緒になっているが,やはりこうした催事を通して初めて個人個人の顔が見えてくるので,カメラマン仕事も兼ねていろんな学生たちと接触してみる。

ラジオ体操や朝食を終えて,2日目のメインイベントであるカッター研修。

カッターボートに乗船しチームで櫂を漕いで進む。まあ,半分はみんなで気持ちのよい船遊びを楽しむといった風ではあるが,チームワークを発揮してボートを進ませるのはそれなりによい体験である。私も交代要員として乗船したものの,今回は残念ながら漕ぐことはなかった。

現地のセミナーを終えて,大学へ。

休日無いまま,翌日の月曜は普通出勤である。

20190420_Sat 学会理事会

学会の理事会に出席。

会議は大阪,東京など4つの遠隔地を結ぶビデオ会議として開かれたので,私などは徳島からビデオ会議で出席すればいいんではないかと思ったりしたが,秋に大会会場を引き受けることも考えると直接出席してやり取りした方がよさそうだったので,珍しく車で直接大阪へ。

年次大会の企画を3つ立てるのは悩ましい。

一つは自分の希望として「歴史」を扱うことにした。もう一つは,会議での提案もあったので,これからの世代にバトンを渡す感じの企画。最後の企画をどうしようかと思案中。メディアと宇宙でも繋げちゃおうかと妄想しながら会議を終えた。

この日は新入生宿泊セミナーの初日。そのまま淡路島の施設で行なわれているセミナーに合流するため移動した。結局,当日のプログラムがすべて終わってからの到着となってしまったけれど,とりあえず次の日のために寝た。

20190418_Thu eスポーツ

今年度初忘れ物。

お昼時間に自宅に取りに帰った。そのついでに、自宅でランチをとることにした。イタリアやスペインでは、長い昼休みに帰宅をして家族でランチをする習慣があると聞いたことがある。確かにいったん帰宅するとホッとするし、好きな食事を作って食べられるのは、なんだか優雅な休日気分だ。午後も仕事を頑張ろうという気にもなる。

職場の地域連携活動の一環にかり出されて、徳島青年会議所の定例会イベントに紛れ込むことになった。今回のテーマは「eスポーツ」。世界で盛り上がって勢いあるeスポーツを街おこしのきっかけにしようという目論みのようだ。徳島の若手起業家・経営者たちが集まって,かつて週刊ファミ通の編集人だった方の講演や,実際のeスポーツ選手を招いて実演を目にしていた。

eスポーツとは,日本eスポーツ連合(JeSU)にサイトによれば…

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

とされている。

古い言い方をすれば「テレビゲームをスポーツとして扱う」こと。

初代ファミリーコンピューター(任天堂)あたりを楽しんでいた世代からすれば,テレビゲームのどこがスポーツなのか?といった認識だが,現代のゲームは精細なグラフィックを利用して高い没入感を生み出すものになっており,そのプレイも迫力が伴う。そしてインターネットや動画配信サービスのお陰で,そうしたゲームのプレイを動画実況する文化も広がっている。

こうしてプレイヤーと観戦者が揃えば,そこに観戦ビジネスのモデルが適用できる。

世界中で莫大な経済効果を生んでいるeスポーツの盛り上がりとは,スポーツ観戦のビジネスモデルを応用して生まれたビデオゲーム観戦市場が盛り上がるということである。

あとはプロ野球やモータースポーツなどのプロスポーツ観戦文化を想像してもらえればわかるように,どれだけファン心理を盛り上げて観戦イベントが華やかになるかを目指すかである。同じ理屈でオリンピックもeスポーツに高い関心を示している。

徳島の街が日本におけるeスポーツのメッカとなれば,確かに街おこしの足がかりにはなりそうだ。とはいえ,大阪や東京にあるeスポーツ観戦施設が話題をさらってしまえば,その効果はあっという間に薄れてしまうのではないかとも思えなくもない。

さて,何をどうすると徳島にとってeスポーツが意味あるものになるのか,もう少しいろんな人々が議論をしなければならないと思う。