CBTシステムをローカルに導入する法

文部科学省が実施している全国学力・学習状況調査(全国学力テスト/全国学調)をCBT化(コンピュータを使ったテスト実施)するにあたって導入しようとしているシステムは,国際学力調査などでも利用されているCBTシステム「TAO」をベースにしたものです。

「文部科学省MEXCBTシステム」と呼ばれており,現在はシステム開発と実証実験を行ないながら着々と準備を進めているようです。

学校に導入されたGIGAスクール端末から,このCBTシステムを使ったことがある児童生徒さんもいるはずです。今後はもっと日常的なドリル教材として利用したり,タイミングによって学力調査に使用されるようになります。

それだけ身近なシステムになるわけですから,問題作成や出題に利用する先生方や学習に利用する子どもたちの保護者が,そのCBTシステムに触れたり,知っていたりする必要もあるのではないでしょうか。

けれども,CBTシステムとか,「TAO」とか,難しそうだし,専門システムなんか有料で複雑だろうし,素人には無縁無用な代物のように思えます。

違います

無料版があり,誰でも手に入れられます。

仕事に使える性能を持ったパソコンであれば,手順通りにするだけで試しに導入できます。

実際の問題作成の作業に使うこともできます。

実際にやってみましょう。

CBTシステム「TAO」のローカル環境への導入(Intel Mac版)

必要なものは:

以上です。

パソコン以外はインターネットから無料で入手できます。

手順は:

  1. Dockerアプリを入手してインストールし,起動する。
  2. TAOシステム(コンテナ)を入手するためのコマンドをターミナルで実行する。
  3. Webブラウザで指定のURLにアクセスする。
  4. TAOにログインする。

以上です。

入手コマンドは

docker run -tid --name taotesting-core -p 8080:80 taotesting/core:latest

をパソコンに用意されているターミナルアプリを通して実行します。

あとはTAOシステムの使い方をじっくり研究して試してみるだけです。

今後は全国学調だけでなく,地方学調でもCBTが導入されていきます。

そうなればなるほど,CBTで使う質の高い良問がもっと必要になります。CBT向けの問題作成がもっと取り組まれて,たくさんの問題から質の高い良問を抽出したり,問題作成の経験を積むことで良問作成のコツや手法が見出されることが必要になります。

作成方法は人それぞれでよいと思いますが,CBT用の問題にするために実際のシステムを用意して問題を編集できなければなりませんし,実際の表示や挙動をプレビューで確認する必要もあります。

保護者や一般の人々にしても,CBTによる学調や日常的な学習活動がどのようなものになるのかを知るために,実際のCBTシステムを触れておくことは意味があると思います。好意的であろうと批判的であろうと,このテーマで議論をするには,実際のシステムを体験する必要があるでしょう。

どうか,この機会に挑戦していただければと思います。

学力テスト関連

全国学力調査(全国学力・学習状況調査)に関するニュース

20221014「令和4年度教育研究公開シンポジウム「学力アセスメントの動向と展望~CBT化に向けて~」 を11月30日に開催します。申込受付中」(国立教育政策研究所)
20221102「全国学力テスト 平均正答率に地域格差 都市部ほど高く /北海道」(毎日新聞)
20221101「全国学力テスト 地域別の結果公表 道内は地域間差広がる:北海道」(NHKニュース)
20221031「全国学力テストで県教育長「事前対策はしていない」:秋田」(NHKニュース)
20221031「全国学力テスト巡り県教育長「“過度な事前対策”はしていない」 成績トップレベル維持する秋田県」(秋田朝日放送)
20221029「帯広市中学3教科で全国上回る 全国学力テスト」(十勝毎日新聞)
20221028「全国学力テスト事前対策 教員「子どもたちに大きな負担」:熊本」(NHKニュース)
20221028「福山市の全国学力テストが低迷 基礎学力の低下を心配する声も」(中國新聞)
20221027「【独自】「全国学力テスト」県内小中学校の約7割で事前対策:福岡」(NHKニュース)
20221026「全国学力テスト 小中4校に1校 校長などが事前対策指示:鹿児島」(NHKニュース)
20221026「「授業つぶしては愚の骨頂」 全国学力テスト事前対策で馳知事」(北國新聞)
20221025「学力テスト事前対策 北野教育長「過度な対策あれば残念」:石川」(NHKニュース)
20221024「「全国学力テスト」1割の学校で事前対策行う 県教組調査:熊本」(NHKニュース)
20221023「大分:学力テスト 「事前対策」回答の8割 県教組調査、授業で過去問など」(読売新聞)
20221021「「全国学力テスト」 教育長「事前対策把握していない」:石川」(NHKニュース)
20221021「全国学力テストで「事前対策」 小学校現役教員が実態など証言」(NHKニュース)
20221021「全国学力テスト、半数の学校が事前練習…県教組調査に2割「本来の学習時間が不足」」(読売新聞)
20221021「全国学テ、紋別の小6・中3全道下回る 記述式の正答率低く」(北海道新聞)
20221020「「全国学力テスト」 約8割の学校で「事前対策」 県教組調査:大分」(NHKニュース)
20221020「全国学力テスト 宮城県の小中学校71校で事前に対策」(東日本放送)
20221019「あり?なし?『全国学力テスト』上位の県が“過去問解かせる”など対策していたと判明」(MBS毎日放送)
20221019「【独自】全国学力テストで“事前対策” 授業内容変更も:宮城」(NHKニュース)
20221019「長野県内30校で全国学力テスト事前対策 県教委「趣旨から逸脱」指摘も」(信濃毎日新聞)
20221019「「全国学力テスト」小中学校の7割超で「事前対策」:山形」(NHKニュース)
20221019「全国学力テスト 宮城県でテスト直前に授業変更し“事前対策”」(NHKニュース)
20221018「全国学力テストの事前対策 富山県でも半数近くで実施:石川」(NHKニュース)
20221018「「全国学力テスト」県内でも4割近くの小中学校で「事前対策」:岩手」(NHKニュース)
20221018「全国学力テスト 長野県でも4割余の学校で「事前対策を行った」」(NHKニュース)
20221018「学力テスト「事前対策」 県内でも4割余の学校で「行った」:信州」(NHKニュース)
20221018「全国学力テスト 富山も半数近くの学校で「事前対策行われた」」(NHKニュース)
20221018「全国学力テス「事前対策」問題 県内でも半数近くで実施の回答:富山」(NHKニュース)
20221018「富山県内4割以上の学校で実施 “全国学力テストの事前対策” 県教職員組合「職員の負担に」」(富山テレビ)
20221018「全国学力テスト授業アイデア例×GIGA端末活用…StuDX Style」(ReseEd)
20221017「学力テスト トップクラス石川県で事前対策の実態」(北陸朝日放送)
20221014「全国学力テスト 秋田県 7割超の教員が「事前対策行った」」(NHKニュース)
20221014「全国学力テスト 7割超える教員「事前対策」をしていたと回答:秋田」(NHKニュース)
20221014「全国学力テスト 行き過ぎた事前対策 トップクラス石川県で何が」(NHKニュース)
20221014「スマホが成績に影響 電源切るだけではダメ、勉強するときの効果的な方法」(メ〜テレ)
20221014「“行き過ぎた事前対策”が改善されず… 全国学力テスト順位トップの裏で何が」(北陸放送)
20221013「全国学力テスト前に多くの学校で授業時間削り学力テスト対策:石川」(NHKニュース)
20221003「2023年度学テ・中学校英語「話すこと」MEXCBT利用には登録11/18までに必要」(教育家庭新聞)
20220930「「令和4年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会」の説明動画 を掲載しました。」(国立教育政策研究所)
20220929「熊本県内5地区、全ての教科で全国下回る 4月の学力テスト、地区別正答率を県教委公表」(熊本日日新聞)
20220928「全国学力テスト結果、HP公表を「失念」 京都・南丹市教委が半年気付かず」(京都新聞)
20220914「全国学力テストから見えた「子どもの学力」2大弱点、説明力と批判的思考力 国語、算数・数学、理科に共通する大きな課題」(東洋経済education)
20220918「SNS・動画視聴、時間長いほど正答率低下 全国学力テストの結果から<下>」(中國新聞)
20220913「学力テストの全教科で高崎の小6・中3が「全国5位以内相当」」(上毛新聞)
20220907「文科省オンライン研修会「MEXCBTの活用方法」」(ReseEd)
20220904「理科、中3で正答率5割切る 学校での体験減少が課題 全国学力テストの結果から<上>」(中國新聞)
20220831「コロナ休校中の勉強に不安 広島県内中3の63・4%、小6の55・9% 全国学力テストアンケート」(中國新聞)
20220831「小6国語は全国平均上回る 学力テストで広島県内公立校の正答率」(中國新聞)
20220831「令和4年度 全国学力・学習状況調査 報告書 を掲載しました。」(国立教育政策研究所)
20220826「データ分析・解釈課題 全国学力テスト理科、本県は全国下回る」(岩手日報)
20220822「函館市の学力テスト結果 算数と数学が全国平均下回る:北海道」(NHKニュース)
20220820「ICT機器の活用進まず、小学校で全国平均以下 文科省アンケート」(中日新聞)
20220819「「令和4年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会(ウェブ形式)」の説明資料 を掲載しました。」(国立教育政策研究所)
20220818「学力テスト数学「全国トップ級」になった秘密 岐阜・本巣市、特別講座や知育で意欲向上」(岐阜新聞)
20220812「【全国学力テスト2022】ICT活用頻度や調査結果と正答率の関係など…質問紙調査結果(まとめ)」(ReseEd)
20220810「新潟県「全国学力テスト」正答率一部で全国平均下回る:新潟」(NHKニュース)
20220803「文科省、全国学力テストの事前説明会8/5…事業者向け」(ReseEd)
20220803「島根県「全国学力テスト」中学国語以外の科目 全国平均下回る:島根」(NHKニュース)
20220803「2022年度「全国学力テスト」中学校理科の正答率が5割以下。最新データを分析 2022年7月28日文部科学省が結果を公表」(LIMO)
20220802「全国学力テスト 全教科、平均を下回る 小中両学校で /奈良」(毎日新聞)
20220802「主張:全国学力テスト 科学の興味高める授業を」(産経新聞)
20220801「<社説>全国学力テスト 学ぶ環境を整えよう」(琉球新報)
20220801「毎年成績上位の石川県…そのウラで指摘される“過度な学力テスト対策”「直前に過去問を解いてる」」(石川テレビ)
20220801「全国学力テスト 福島県は小中ともに全国平均以下:福島」(NHKニュース)
20220801「【教員×投票】全国学力調査 悉皆と抽出のどちらがいい」(教育新聞)
20220730「【全国学力テスト2022】中学校、国数理の課題と指導改善ポイント(まとめ)」(ReseEd)
20220730「【全国学力テスト2022】小学校、国数理の課題と指導改善ポイント(まとめ)」(ReseEd)
20220730「「2学期以降の授業を改善」 学習調査結果で三重県教育長」(伊勢新聞)
20220730「社説[学力テスト]中学の課題解決に力を」(沖縄タイムス)
20220729「社説:全国学力テスト 科学的探究の力をどう育てる」(読売新聞)
20220729「小6、中3「夢や目標ある」5ポイント減 コロナ禍前比、部活制約など影響か 全国学テ、兵庫県内」(神戸新聞)
20220729「県内小6、中3 全教科3位以内 全国学力テスト  県教委「トップクラス維持」:日刊県民福井」(中日新聞)
20220729「全国学力テスト 長野県、小6算数・中3国語 苦手?課題を分析」(信濃毎日新聞)
20220729「学力テスト県結果 中3は全科目で全国平均超え:しずおかweb」(中日新聞)
20220729「「全国学力テスト」中学生は全教科で全国平均の正答率を上回る:静岡」(NHKニュース)
20220729「熊本の小中学生、全国平均上回る教科なし 全国学力テスト 主体的な学習に課題」(熊本日日新聞)
20220729「スマホ利用が長ければ長いほど、学力低下 全国学力テスト」(西日本新聞)
20220728「全国学力テスト、中学理科の正答率が5割切る…コロナで観察・実験の授業減」(読売新聞)
20220728「【全国学力テスト】中学校理科の正答率が5割下回る…2022年度調査結果公表」(ReseEd)
20220728「【速報】学力テスト結果公表 “常連”石川県がトップ 中学生が「理科」に苦しんだワケは…」(FNN)
20220728「「全国学力テスト」結果公表 中学理科 平均正答率5割で課題も」(NHKニュース)
20220728「中学生 全国平均上回る 全国学力テスト 小学生は下回る=静岡県」(SBS静岡放送)
20220728「福岡は“地区格差が続く”数学と理科で全国平均下回る~全国学力テスト」(RLB毎日放送)
20220728「「全国学力テスト」中学生全教科で全国平均下回る:高知」(NHKニュース)
20220728「秋田県「全国学力テスト」全国トップクラスの成績を維持:秋田」(NHKニュース)
20220728「全国学力テスト 小学校は全国平均との格差縮まる:北海道」(NHKニュース)
20220728「全国学力テスト 小学6年生 中学3年生ともに全国平均並み:山口」(NHKニュース)
20220728「大阪府、全教科で全国平均下回る 全国学力テスト」(日経新聞)
20220728「小6・中3学力テスト結果詳報 問題解決力、伸び悩み」(日経新聞)
20220728「全国学力テスト、データ活用力に課題 結果公表」(日経新聞)
20220728「理科、データ分析に課題 中3正答率低下、全国学テ」(共同通信)
20220728「【全国学力調査】臨時休校の8割超 オンラインで授業を実施」(教育新聞)
20220728「【全国学力調査】学習指導要領の新規内容に課題 22年度結果」(教育新聞)
20220728「【全国学力調査】授業改善のカギはICT活用 学校現場の声」(教育新聞)
20220728「【全国学力調査】中学英語で来年度活用へ MEXCBTの可能性」(教育新聞)
20220728「【全国学力調査】 田村教授「振り返り、見つめ直しを大事に」」(教育新聞)
20220728「全国学力テスト2022の結果公表【都道府県別の一覧表あり】」(47NEWS)
20220726「思いつきや俗説でなく、データに基づいた教育格差の議論を――『教育格差の診断書 データからわかる実態と処方箋』」(SYNODOS)
20220722「ICT活用、プログラミングが出題 全国学力テストの内容に関するアンケート」(ReseEd)
20220712「学級閉鎖で学力低下は「低所得家庭の男子小学生だけ」。“平均点”では見えない格差、一体なぜ?【2022年上半期回顧】」(HuffPost)
20220607「「公式暗記」偏重、弊害大きく 算数指導に見える課題 芳沢光雄・桜美林大学教授」(日経新聞)
20220527「最新「小学生の学力ランキング」石川県が国語算数ともに1位!」(幻冬舎GOLD)
20220526「学力テスト低迷の大阪「見える化」で挽回 課題は底上げ 大阪教育行政改革10年(下)」(日経新聞)
20220525「競う大阪の公立高校、難関大学へ進学増加 私立にも活力 大阪教育行政改革10年(上)」(日経新聞)
20220525「千葉県「全国学力テスト」授業力向上に活用」(ReseEd)
20220516「全国学力調査・英語スピーキング 来年度はオンラインで」(日本教育新聞)
20220515「2022年度全国学力テストは前回となにが変わった?学力テストの本質と教育者へのメッセージとは」(ベネッセ教育情報サイト)
20220428「令和6年度からCBTによる全国学力・学習状況調査を順次実施」(教育家庭新聞)
20220427「【全国学力調査】中学英語「話すこと」 23年度はオンラインで」(教育新聞)
20220422「2021年度全国学力調査を分析 コロナ禍でも学力が下がらなかった理由とは?」(ベネッセ教育情報サイト)
20220422「記者が中3の全国学力テストを解いてみた 時間不足 アタマに「?」 ミスも…」(信濃毎日新聞)
20220420「【全国学力テスト】問題等を公開…プログラミング初出題」(ReseEd)
20220420「全国学力テスト、県内、2万2000人挑戦」(山口新聞)
20220419「【全国学力調査】ICT活用場面目立つ 22年度の問題の特徴」(教育新聞)
20220419「【全国学力調査】4年ぶりに理科を実施 端末からの回答も拡充」(教育新聞)
20220419「小6、中3対象に全国学力テスト 兵庫でも9万人超受験」(神戸新聞)
20220419「全国学力テスト、大阪でも緊張した面持ちで児童生徒らが臨む」(産経新聞)
20220419「全国学力テストがスタート 4年ぶりに理科、コロナ影響も調査」(産経新聞)
20220419「「全国学力テスト」実施 中学で新学習指導要領に基づく出題も」(NHKニュース)
20220419「小6と中3の「全国学力テスト」始まる、208万人が参加…結果は7月下旬に公表予定」(読売新聞)
20220418「【全国学力テスト】参加学校数は2万8,863校(4/8時点)参加率98.2%」(ReseEd)
20220417「全国学力テスト、19日実施 4年ぶりに理科を追加」(共同通信)
20220416「親の「聞く力」が子供の学力に影響も 来週19日 全国学力テスト実施へ」(FNN)
20220415「全国学力調査2万8863校が参加 4月19日に実施」(教育新聞)
20220408「学力テスト、コロナ禍が示した弱点 経年での比較難しく 編集委員 中丸亮夫」(日経新聞)
20220406「コロナ禍でも小中学生の学力に“変化なし”…低下しなかった理由を調査した文科省に聞いた」(FNN)
20220329「【全国学力テスト】算数・数学の学力スコアが上昇…経年変化分析」(ReseEd)
20220328「小中学生の学力、コロナ禍「影響なし」 文科省が全国学テ結果分析」(毎日新聞)
20220328「コロナで長期休校、学力低下見られず 文科省」(日経新聞)
20220203「「正解率は55%」教育界に激震…小6が直角三角形の面積を求める問題に大苦戦する理由 図形オンチが1日で解消するドリル」(プレジデント)
20220202「「算数が好きな小学生」が多い都道府県ランキング! 1位は「石川県」【2021年度版】
ねとらぼ調査隊」(ITmedia)
20220117「CBTシステム(MEXCBT:メクビット)機能拡充版の利用申し込みを1/21まで受付中 文科省」(教育家庭新聞)
20220128「教育DXで知見を共有 データから次の打ち手を見つける 文部科学省 総合教育政策局調査企画課長 兼 教育DX推進室長 桐生 崇氏 インタビュー」(教育とICT)
20220125「学力テストのデジタル化 三島の中学で試行 タブレット端末で解答」(静岡新聞)

20211221「令和4年度全国学力・学習状況調査の実施について(通知)」(文部科学省)
20211129「文科省補正予算案215億円でGIGA環境を改善・強化」(教育家庭新聞)
20211102「教育プラットフォーム主要4社がそろって学習eポータルに対応 国際的な技術標準を採用する意義とは?」(教育とICT)
20211101「全国学調のCBT化に向けMEXCBT利用が必須の流れ」(教育とICT)
20211022「学習eポータルが11月から利用可能に MEXCBTは全国学調で採用へ」(教育とICT)
20211115「【全国学力テスト】国語、算数・数学の説明動画公開」(ReseEd)
20211001「【全国学力テスト】学習指導の改善・充実へ…説明会資料を公開」(ReseEd)
20210921「学力調査、世界に後れ 全国学テでコロナ影響つかめず 川口俊明・福岡教育大学准教授」(日経新聞)
20210901「【全国学力テスト】2年ぶり実施、文科大臣がコメント」(ReseEd)
20210831「全国学力テストの結果公表 結果から浮かぶ「これまでと同じ」課題」(毎日新聞)
20210831「全国学力テスト結果 休校の長さによる正答率の差 確認されず」(NHKニュース)
20210712「全国学調CBT化で最終まとめ 学力調査は中学校から導入」(教育新聞)
20210712「パソコン学力テストは25年度以降 中3先行、文科省会議」(日経新聞)
20210524「学力テスト、国公私立の98%が参加へ 学校行事と重なり後日実施も」(SankeiBiz)
20210527「全国学テ「結果」に追われる学校 「目的逸脱」事前準備が常態化」(西日本新聞)

2019 北野秋男「「ハイステイクス・テスト」に接近する日本の学力テスト政策」(教育學雑誌 第55号)
全国的な学力調査に関する専門家会議(平成31年4月12日~)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/146/index.htm
全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/146/01/index.html

地方学力調査に関するニュース

20221021「コロナ禍で学力低下見られず、埼玉県の小中学生」(日経新聞)
20221021「小5と中3、学力の伸び小さく 4年度、埼玉県調査」(産経新聞)

20221021「【先行】小中学校で県独自の学力テスト」(山口新聞)
20221021「県独自学力テスト開始 全公立小中学校4万2000人対象 /山口」(毎日新聞)
20221020「【山口】県独自の学力定着テストが、県内の公立の小・中学校で行われている。」(山口放送)
20221020「公立のすべての小中学校で 山口県独自の学力調査実施:山口」(NHKニュース)
20220916「スプリックス×板橋区教委、GIGA端末のCBT活用で協定締結」(ReseEd)
20220901「県独自の学力テスト 県内の小中学校で実施:青森」(NHKニュース)
20220809「埼玉県学力・学習状況調査、質問紙調査の一部誤り」(ReseEd)
20220719「昨年はトラブル多発…タブレットで学力調査、埼玉県内8小中学校で予備実施 24年、紙からの移行目指す」(埼玉新聞)
20220613「タブレット使った学力テスト 試験問題がダウンロードできないシステム障害発生 三重県」(中京テレビ)
20220613「接続障害でテストできず 三重の小中学校」(産経新聞)
20220611「デジタル学習調査中止 システム障害 問題取り込めず 小中109校、アクセス集中 /三重」(毎日新聞)
20220506「京都府教委が新たな学力テスト導入計画 小中学生の学力伸びを毎年把握」(京都新聞)
20220419「大阪府独自の学力調査「すくすくウォッチ」始まる 小5、6年が挑戦」(産経新聞)
20220418「3万人試験に挑戦 県教委学力調査 小4、6、中3対象」(北國新聞)
20220322「高知県教育委員会が学習eポータル独自開発をスタート 全国初」(教育家庭新聞)
20220209「正答率、中学生は全国下回る 熊本県学力・学習調査 小学生は平均超え」(熊本日日新聞)
20220121「学力テスト、パソコン解答に 愛媛県がCBTを22年度から本格活用」(毎日新聞)

20210527「大阪で府独自の学力調査「すくすくウォッチ」始まる」(産経新聞)

活動情報を記録するデータ規格 xAPI

なんとなく教育データ標準のことをぼんやり考える日々の記録です。(#教育データ

教育データ標準の世界は,長らく続く国際標準規格の積み重ねがありますから,素人考えで語るのはやめて,そろそろあなたも標準規格ベースでしゃべりなさいよと,虎ノ門あたりに集っている人達からお叱りが飛んできそうです。

これまで「主体情報」「内容情報」についていくらか成果が公表され,今年度は「活動情報」について何かしらかたちを示しなさいというのが文部科学省の宿題。

私は駄文で「教育データコンテナ」といった呼び方で各種の情報を盛りつけるお皿を考える必要があるとお説ぶっていたわけですが,それにあたる標準規格はすでに存在しているわけです。

Experience API」と呼ばれる学習経験の記録と共有のための規格です。

経験(experience)のためのインターフェイス規格という正式名称は「名は体を表わす」になっていて分かりやすいのですが,一方,略称表記は「xAPI」とされているため,こちらは補足説明されなければ何の規格だか推測が難しいです。私も長いこと「x」が何なのか知らないままでした。

Experience API(xAPI)は,「誰が/何を/どうした」という要素情報の組合せ(ステートメントと呼びます)をJSONというWebの世界でもお馴染みのデータ形式でひたすら記録していく枠組みを定めた汎用的な規格です。

要するに,活動情報の記録は「xAPI」を使いなさいということです。

確かに教育データ標準が始まった当初から,そういうつもりであったことは明記されています。

「③活動情報」の国際標準規格に…

ちにみに「xAPI」とともに「IMS Caliper Analytics」という規格名も併記されていますが,こちらも学習履歴を記録・共有するために作成された規格の一つであり,両者は重複部分を持っているとされています。

どちらがよいのかは議論が残るところですが,個人的にはxAPIの方がオープンでよいかなと考えています。一方のCaliper Analyticsは規格管理団体のIMSが他の規格とともに推していることもあるので,兼ね合いを考える人々はCaliper推しかも知れません。両者歩み寄りの動きもあるとかないとかで,しばらくは併存すると思われます。

それで,日本はどうするのか?ですが,これはわりと明解で,デジタル庁で閲覧できる「教育データ利活用ロードマップ(令和4年1月7日デジタル庁、総務省、文部科学省、経済産業省)」にはっきりと記されています。

教育データ利活用ロードマップ(19頁)
「学習履歴 xAPI」とご指名

スライドの反対側にはまた別の「学習履歴」の情報も視野に入れられているので,IMS Caliper Analyticsやら何やらの規格はそちらで活躍することも想定されているのだと思います。

さて,こうやって「初めからそうだった」と書いている私にしてみても,あれこれ掘り起こしてみたら「そうだったんだ…」という感じで見返しているところ。

確かに書いてはあるし,初めから関わっている人達には自明な話だったんでしょうけれど,活動情報の教育データ標準作業が,xAPI規格を扱えるようにしたい話なんだよとは,誰もはっきり教えてくれたり解説してくれたことはなかったように思います。

最近「教育データ利活用に関する有識者会議」で文部科学省 教育DX推進室・桐生室長の発言によって,素人の私にもこの辺がようやく明確になりました。

教育データ利活用に関する有識者会議(第13回) 47'25''あたりから
https://youtu.be/Mstu2V2sFMM?t=2845

桐生室長「教育データ標準の方の話がありましたので,ちょっと現状をお話したいと思います。教育データ標準第3版を今年中に出すという話が進められております。中でも活動情報をきちんと検討して,その枠組みと具体的な姿というものをお示しできるよう,いま文科省の委託事業の中で検討を始めております。この中で学習ログも,eポータルからxAPIで書き出す際にどういった考え方で,どういう風にやっていくのか,といったような議論を今進めております。 これまた近々,こちらの会議でも諮らせていただいてご議論進めさせていただければと思います。」

教育データ利活用に関する有識者会議(第13回)より[読みやすく文末改変]

というわけで,学習eポータルやMEXCBTなどのシステムで,学習履歴や学習経験を記録するためにxAPIを使えるようにして欲しいというのが現在目指していること。

そして,その作業を,委託事業の作業チームの皆さんが頑張ってるっぽいです。

けれども,xAPIを使えるようにするっていうのは,学習eポータルを開発している各社の開発者が頑張る話じゃないのでしょうか?なぜ,文部科学省から委託されている事業で取り組んでいるのか?

標準規格があるなら,そのルールに合わせればよいだけの話で,何故あらためて検討する必要性があるのでしょうか?

もしもあなたが,そんな疑問に気がついたとしたら,いよいよ国際標準規格の沼の世界へと誘われる準備が出来たということかも知れません。

データ交換に支障が出ないように共通ルールを定めることが標準規格の目的です。

共通ルールと一口に言っても,何を共通化するのかは様々です。データの形式,通信の手順,項目の定義など概念的な構造から技術的な規則まで目的に応じて非常に多様です。

だから,標準規格というのは,かなり時間をかけて育てていくように構築されます。

多様なものに対応するためには,共通の土台となる大枠の規格を構築しておいて,目的や領域に応じた個別具体的なルールをその土台の上に組み上げていくといった形をとることもあります。

xAPIは「あらゆる学習履歴を記録する」というかなり大きな目標を掲げた規格で,個別具体的な履歴情報の詳細な記録方法については「プロファイル」という別ルールをみんなで決めるという仕組みを採用しています。

先ほどデジタル庁のスライドで見た吹き出しをもう一度見てください。

「内容」「verb」「object」「context」「result」「timestamp」「scored」「authority」という単語が並んでいるわけですが,これらはxAPIの記録(ステートメント)に含める項目です。

そして,実際に含める項目は,必須項目を除いて,実は増えたり減ったり,項目の構成は自由になっています。xAPI自体は,項目をいろいろ含んで記録できるよぉ,それを規格に従うことで柔軟に交換・共有できるよぉ,という大枠だけ規格化しているのです。

しかし,項目を自由にできると,そもそも交換するときに困るって話じゃなかったっけ?

という指摘が出るのは当然のこと。もちろん,自由にできるからといって,自由にやってよいとはされてないわけです。

上図の黄色い吹き出し「学習履歴xAPI」は,紫色の角丸四角「学習履歴(学校)」から出ていることはお分かりいただけると思いますが,実は,この「学習履歴(学校)」というものを記録するために「学習履歴xAPI」の吹き出しの中の項目は,本当に「内容」「verb」「object」「context」「result」「timestamp」「scored」「authority」でよいのか?は,まだ答えが出ていないのです。

デジタル庁も文部科学省も,まだ「学習履歴(学校)」に相応しい「学習履歴xAPI」の中身が何なのかを決めておらず,その項目構成を委託事業の作業チームに整理して欲しいと考えているわけです。

たぶんですが。

どうも話がまるで見えない…という方もいると思います。

そもそも「学習履歴(学校)」って何なのよ,という素朴な疑問は残っているでしょう。

子どもたちの学校での学習活動を記録する場合に,何でもかんでも記録するのか?それって監視環境じゃないか?という疑問や不安もおのずと出てくると思います。この話は,どうしても実際の運用範囲の問題に関心が向かってしまいがちです。

疑問に対しては,先の文部科学省の室長発言にもあったように,現時点で想定しているのは「学習eポータル」で扱う学習活動が記録の対象だといえます。つまり学習に利用したWebサービスの利用記録や成績情報といったものです。

xAPI規格誕生の経緯的にも,そうした運用が真っ先に想定されています。

そもそもxAPI規格は,それまでeラーニングの世界で拡張され続けてきたSCORM規格を置き換えるものとして登場しました。そんなこともあってか,xAPI規格はWebベースドな学習活動を記録する用途に用いられることが多いのです。

xAPI規格に組み合わせる個別具体的な目的のためのルールとして「cmi5」というプロファイルがあります。このcmi5というのがeラーニングシステム(Webサービス)における学習記録管理を目的とした詳細なルールを規定して,xAPI規格を補っているというわけです。

文部科学省が今回の教育データ標準の作業の目標として考えているのは,学習eポータルにおけるxAPI規格の詳細なルールの規定をどうするかであることは,ご理解いただけると思います。そして,少し目的が違っていることもあって「cmi5」ではなさそうだ,ということも何となく分かっています。

xAPI規格を作成したのは,米国国防総省のAdvanced Distributed Learning(ADL)という団体です。しかし,組み合わせるプロファイルは必ずしもADLがすべてつくるわけではありません。

加えて,xAPI規格は,国際的な技術標準化機関であるIEEEのもとで新たなバージョンや,様々なプロファイルが取り組まれており,国際標準規格としてもステップアップしているようです。

また,日本学術会議の提言「教育のデジタル化を踏まえた学習データの利活用に関する提言 −エビデンスに基づく教育に向けて−」にも記載されている米国のCommon Education Data Standard(CEDS)の取り組みは,項目定義の規定はもちろんのこと,各州で異なる項目定義を調整するツールを提供して,できるだけスムーズなデータ交換に役立てられるような取り組みを続けています。

こうした先行する取り組みやプロファイルを参考に,日本の学習eポータルで利用できるxAPI規格の独自プロファイルの作成が進められている…んじゃないかと,何となく思ったりしている今日この頃です。

Osmo 遊びベースのデジタル学習キット

Tangible Play社の「Osmo」(オズモ)は紹介するのが若干難しい商品です。

彼らの日本語サイトは「受賞歴のあるiPad用の教育ゲームシステム」としていて,それはそれで的確ではあるのですが,Osmoの特徴がiPad用であるかのような印象になります。実際にはFire Tablet用もあります。

検索の仕方を変えると「遊びベースの学習」というタイトルをつけた販売ページが出てきます。こちらの方がいくらかOsmoの特徴を表わしている気がします。それから,PR TIMESなどのプレスリリースサイトで紹介されるときには「デジタル学習キット」と書かれたりします。こちらも製品を表現できていると思います。

そんなわけで,組み合わせて「遊びベースのデジタル学習キット」としてみました。

それから,「Osmo」というブランド名をつける他のジャンルの製品も多く,検索しても辿り着き難い問題が残ります。どうしてもアクションカメラとか,スタンプとか,他のものが混ざってしまうのです。

それでも,日本ではトイザらスで販売されているようですし,物理的な玩具教材との組合せという特徴は魅力的なので,もう少し話題にされてよい商品だと思います。

あらためて,Osmoというのは,iPadのカメラを上手に工夫した仕組みを共通の土台とする,様々な玩具やアプリ教材の集まりです。

Osmoサイトより

タブレットを立てる「ベース」(台座)と前面カメラにかぶせる「ミラーヘッド」(反射鏡)の基本セットがあって,これの上に,いくつものゲームや教材が展開しているという製品群となっています。

そのため,販売されているものは,あらかじめ基本的なものを組み合わせたセット商品とか,追加的に購入する個別のゲームや教材といった形であったりします。

どのようなものがあるかは本家サイトをご覧いただきたいのですが,英語圏に関していえば,この仕組みを使った様々なコラボレーション商品が出ていたりします。


少し昔話。

Osmoが登場したのは2014年頃。最初はクラウドファンディング形式の予約販売でスタートしました。

「タングラム」と「ワード」という玩具+アプリ教材と,「ニュートン」というアプリのみの教材という構成で登場し,早期予約者は49ドル(50%OFF)で購入できました。

私は,そこで1セット予約購入し,実際に届いたものを試してみたのです。

当時,2013年ごろにはベネッセコーポレーションもiPadと物理的な玩具を組み合わせた幼児向け教材である「Tangiblock」を登場させていました。

単にタブレット画面とのやりとりで終わるのではなく、画面の外側に実在するものを組み合わせて活動を展開するような発想が注目されていた時期でもありました。「タンジブル」という言葉は「実体があるもの」とか「手触りがある」ということを指す言葉ですが,そういう手に触ることができるものを介してコンピュータと関係するという考え方に関心が集まっていたわけです。

そういうこともあって,Osmo1セット予約購入して好感触を得たことから,その後,追加で3セットほど注文して,機会あるごとに周りに触ってもらうようになってました。

時間の経過とともにiPadのモデルチェンジが進んでいくと,最初に購入したセットのベース(台座)で対応できなくなっていきます。

ベースの初期デザインは,対応するiPadの大きさや厚みにフィットするよう寸法決め打ちでつくられていたため,モデルチェンジによるサイズや厚みの変更に対応できなかったのです。

しばらくなら古いモデルを使い続けることで対処できても,いずれは旧いiPadのサポートが切れたりするため,新しいモデルに対応できないOsmoを披露する機会はどんどん少なくなっていったのでした。OsmoをつくっているTangible Play社も解決策を模索していたとは思うのですが,なかなか新しいベースは登場しませんでした。

かなり時間が経過してから,ようやく幅広いモデルのiPadに対応できるベースとミラーヘッドが登場します。

しかし,そのときにはOsmo登場当初とは製品バリエーションも変わっており,もしも新しいベースやミラーヘッドが欲しければ,新たにセットを購入し直さなければならない状態。すでに基本的なセットを持っている初期ユーザーにとっては,重複購入になってしまうことになり,そのため,しばらく放置状態が続きました。

さらに時間が経過して,ようやく新しいミラーヘッドが単体販売され,その次にようやく新しいベースも単体販売されるようになったのでした。

ところが,日本の場合,Osmo日本正式販売の開始が新しいベースを含んだセット商品登場以降であったため,新しいベースだけの単体販売の必要性が薄いと判断されて,国内で正規購入できるのはミラーヘッドだけ(いま現在,品切れ)。私のような個人輸入の初期ユーザーは,新しいベースも米国Amazonなどから個人輸入する必要があるのです。(日本のAmazonでもベースのみを購入できますが,法外な郵送料を設定されているので,場合によって直接米国Amazonで購入する方がよかったりします。)

左:初期モデル/右:新モデル

しばらく放置していましたが,久し振りに催事で展示する必要が出てきたので,この機会に米国Amazonで新しいベース新しいミラーヘッドを購入することにしました。

9/28に注文して10/6に届きました。発注時は10/18到着予定でしたが、結果的には2週間もあれば届くようです。追加料金を払って,もう少し速く配達してもらうこともできます。

上の写真をご覧いただければ分かるように,旧モデルが横幅を決め打ちして設計し,結果的に当時存在していたiPadのモデルだけ対応するものになっていたのに対し、新モデルは横幅はフリーになっています。おかげで12.9インチのProモデルも世代に関係なく立て掛けられます。さらにminiモデルにも使えます。

ミラーヘッドも再設計されていますが,実はミラーヘッドの方は3世代存在していて,初期モデル,それを新ベース用に合うよう再設計した第2世代,そして狭ベゼルiPadに対応するため再々設計された第3世代に分かれています。

もし狭ベゼルのiPadをお持ちでないなら新しいベースだけを買えばよいのですが,狭ベゼルiPadで使いたいとなると新しいベースだけでなく,新しいミラーヘッドも別途購入しなければなりません。

そもそも新しいミラーヘッドをバンドルしてくれればいいのに,現時点では別売りです(ずるいですね)。

とにかく,揃ってしまえば,ようやくOsmoがもっている魅力を発揮してくれることになります。

2019年にTangible Play社はインドのEdTech企業Byju’sに買収されグループ企業となりました。

スタートアップ企業が大きな企業に買収されることで更なる拡大を目指すのは珍しいことではありません。今後もいろんな教材が登場してOsmoのバリエーションが増えていくのだろうと思います。

文部科学省 教育DX関連会議メモ

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教育データの利活用に関する有識者会議

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