20110903 モバイル学会

 名古屋に滞在していることや,以前も参加したことがあったので,ちょうど名古屋文理大学で開かれるモバイル学会に参加してみることにしました。
 何しろ今回は「大学教育におけるiPad導入」の大特集なので無視できませんでした。

 パネルディスカッション「教育の情報化とソーシャルラーニング」は,なかなかバラエティに富んだパネリストが揃い,そのバラエティさが大変面白かったです。
 あんまりバラエティ過ぎて,議論事態収拾がつかなくなりそうでしたが,私も質問をしたりしてそれぞれの方の返答を興味深く聞かせていただきました。
 「教育の情報化3.0」というバージョンナンバーは,以前のエントリーで私が勝手に披露したものですが,そこで注目した「履歴」というものが,今回のディスカッションのテーマについても大きく関係するのではないかと質問しました。
 パネリストの1人であるキャスタリアの山脇さんは「うちの会社は世界中の学習履歴を収集するのを目標としている」なんて壮大なビジョンを披露したり,青山学院大学の伊藤先生もビッグデータに関する研究がこれから大事と考えているようです。
 一人ひとりのライフログ,ラーニングログを記録するのにモバイルデバイスは大変重要なツールだと考えると,モバイル学会でこの話題が議論されることはなかなか興味深いのではないかと思いました。

 懇親会にも出席させていただき,パネリストの方や学生さん達といろいろおしゃべりして楽しく過ごしました。

20110902 教育システム情報学会

 台風が接近してくる中,広島市立大学で開催されている教育システム情報学会(JSiSE)の大会で発表するために日帰りしました。
 フューチュースクール推進事業における徳島での取組みを紹介するためですが,10分から15分くらい,いつものプレゼン資料と当日用の新規内容をお話ししました。
 発表者が多かったこともあり時間が押して,あまり討論をする余裕がなかったので,質疑応答時には口を開きませんでした。
 JSiSEはシステムといった機器・環境への関心の強い学会だと漠然と理解しています。この学会として,国の教育情報化事業をどう受け止めてコミットするのか,深く議論を聞いてみたいと思うのですが,今回は無理でした。
 近づく台風から逃げるように名古屋に向かいました。

0829-0901 集中講義「カリキュラム論」

 毎年,椙山女学園大学で集中講義を担当しています。
 教職課程科目の一つである「カリキュラム論」です。私はカリキュラム分野が第一の研究領域なので,このような授業も担当しています(ちなみに第二研究領域が教育情報化分野です)。
 カリキュラム論は概説を担当するような科目なので,この国の教育課程である学習指導要領から学校の授業づくりへといたる全体的な流れを概観していくことが目標の一つです。
 建前部分はもちろんですが,学校現場が実際的にどう動いているのかについても,納得できるように紹介していくのも私の仕事です。
 受講生は,教育とは異なる専門分野を学ぶ複数の学部から構成されています。興味関心の全く異なる受講生を相手に,カリキュラムの世界を披露しなければなりません。

 そういうときは「やってみる」のが一番。
 集中講義では「評価規準表(評価指標)」と「授業指導案」を自分で作る課題を作業します。自分で作ってみて初めて分かる参考資料の有り難み…というやつです。
 最初は評価規準や評価基準を作るのは難しい,難しいと言っていた受講生たちも,続けてやっていくと楽しさや興味が生まれてくるから不思議。ハード・ファンを実体験しているようでした。
 家庭科やら食育やら保健体育やら社会科やらのバラエティに富む評価指標や指導案の作成にアドバイスするのは,なかなかの綱渡りですが,一人ひとりに声を掛けて相談すると,本人が考えを整理して次へのステップを見つけてくれるので助かっています。

 今年は私がしゃべる時間を減らして,作業の時間を増やしてしまったので,担当者的には手抜きですが,受講生的には自分で考え学ぶ機会が増えたのでプラスになったようです。
 私もっと楽していいんだ…と思った集中講義でした。^_^
 

20110918 日本教育工学会にて発表予定

 日本教育工学会の全国大会(於:首都大学東京)が9月に行なわれます。
 そこで私が今関わっている事業についてお話をするつもりです。

 題目:5番目「学校の情報通信環境整備事業の導入過程における問題と課題
 部会:教育メディア(2) 9月18日(日) 9:30-11:30
 会場:208
   (プログラム

 残念ながら,同じ部会の他の発表者の方々とは毛色が違うので,部会内の質疑応答で発表内容についてやりとりすることは難しいと思います。
 今回の発表は,一研究者として事業関わったことの率直な報告であり,研究者集団としての学会にとっての課題を提示しようと思います。
 その他,懇談会などの席で皆さんと情報共有できればと考えています。
 

 なお,私が関わっている実証校の取り組みについては,
 「1人1台の環境がもたらす児童のコンピュータスキルの向上
  ◯中川 斉史 [足代小学校], 高橋 あゆみ [ベネッセコーポレーション]
 部会:情報教育(情報活用能力の育成等)(1) 9月17日(土)15:50-17:50
 会場:205
   (プログラム
 にて学校現場の先生とICT支援員さんによる発表があるので是非お聞きください。
 

20110820 D-project

 東京から横浜は近いのだけど,なかなか行く機会がなかった。今回,D-projectという教育の研修会がパシフィコ横浜であるというので,ふらっとお邪魔した。
 以前に少しだけお世話になっていたのだけど,あれやこれやと落ち着かない日々が続いて,すっかりご無沙汰状態になってしまっていた。
 というわけで,いろんな方に久し振りのご挨拶をしたり,初めての方ともお知り合いにならせていただいたり,ふらっと寄ってよかった。

 研修内容は,iPadを活用したメディア活動の取組みを実体験しながら学ぶもの。
 アップル社の協力のもと,参加者一人ひとりにiPadが配られて,実際に操作をして活用方法を学んでいくものだった。
 道具の新しさはともかく,メディア活用という取組みとしても興味深い内容で,こうした事例が躊躇いなくチャレンジできるような学校教育になるといいなと思えた。

 結局,横浜泊まりになりそうだったので,懇親会にも飛び入りで参加させていただいて,楽しくおしゃべりさせていただいた。