公開授業の参観や研究会の傍聴や…

 3月に入りました。
 先週は出張ウィークでした。大阪と東京はバス移動,広島は電車移動で,公開授業の参観や研究会の傍聴をしていました。すべてフューチャースクール絡みです。
 それぞれ詳しく書かねばならないと思いつつ,ツイートしたあとは,しばらく寝かせている感じです。公私含めて考え事がいろいろあって,後手になっているところもあります。
 手短に…。

 公開授業はそれぞれの実証校の取組みに励まされました。
 今年度における私のまなざしは機器環境の導入と受容という部分に重点化されているので,年度途中から短期間のうちにかなり環境適応していることは感心します。
 かなり無理もされているのだろうと思いますが,現場の先生方も子ども達も新しい道具や環境と上手くつき合うことが出来ているように思いました。
 参観させていただいた実証校はどちらも教育効果や学習効果にも強い関心を抱かれており,ICTを活用した授業づくりという点でも従来までの蓄積を踏まえたものを目指していたのが印象的でした。
 その部分は,何を目指すかによって議論も変るので後日考えることにします。

 研究会の傍聴は,複雑な思いを抱くことになりました。
 期待が満たされなかったということではありません。素人とはいえ,審議会行政や有識者会議のようなものに対して囁かれている問題などは知っていますから,過度な期待はしていません。
 むしろ,期待できないだろうと想像していたようなことが淡々と進行していくのを確認することは,やはり気持ちを萎えさせるということです。
 しかし,他にやりようがあるのかという問いに,私はまともな代替案を持っていません。そのことも私の気持ちを萎えさせているのかも知れません。少なくとも,いまはこの仕組みの中でしか動けません。
 私自身は,物事の両面について言及し,批判的であると同時に肯定的にものごとを進めていくように振る舞わなければならないと考えます。
 一方で,嘆いても,一方では,能天気に進まないと…。

 さて,任された仕事を頑張ることにします。