5年目のマストドン

2016年にリリースされ、2017年には世界中を巻き込んだ盛り上がりを見せていた分散型ソーシャルネットワーキングシステム「Mastodon」(マストドン)。

一時はTwitterを代替するか?!とまで言われましたが,2018年以降は表舞台からフェードアウトして,ニッチな界隈で生き残っている感じでした。マストドンのシステム自体は,いまも着実にバージョンアップを繰り返しています。

2017年4月に日本初の教育系マストドン・インスタンスとして開設された「elict-mastodon」(エリクト・マストドン)は,開設以来ずっと運営を継続してきました。

もっとも利用者が減り,システムの管理も停滞し,マストドンのバージョンも2.7.4でストップ。そのため,周りのインスタンスが3.0などにアップデートする中で,こちらとのフェデレーション(連合)機能も動かなくなっていました。

旧システム(2.7.2)

このブログでも当時のシステム構築について記していますが,マストドン推奨のサーバーOSではないCentOSで運用しようとしていたことも,アップデートが困難だった理由です。

いつかはサーバーそのものを引っ越しし,推奨サーバーOSのUbuntu上で再構築したいと考えて,早5年。

まさかTwitterがイーロン・マスク氏に買収され,Twitterというプラットフォームが揺るがされる日が来るとは思っていませんでした。再び,その代替システムであるMastodonが話題に。

すでに最新バージョンは4.0.2になっています。お引っ越し先のサービスとしてXserver VPSがよさそうだということも見えてきたところだったので,この機会にエイやと再構築することにしました。

というわけで,新生「elict-mastodon」を立ち上げました。

新システム(4.0.2)

すでに時代はGIGAスクール構想で小中学校や都道府県によっては高等学校にも学習者用情報端末が整備された世となりました。大学入試の世界でも情報科目の扱いを本格議論するようになってきています。

そうした話題をメインに扱う情報交換の場があってもよいはずですので,elict-mastodonをいま一度しっかり構築して,引き続き継続できるように整えた次第です。

もちろんTwitterは,運営会社のゴタゴタはあれど,コミュニケーション・プラットフォームとして今後も存続していくでしょうし,マストドンへの関心もまた時間とともに薄れるのだとは思います。それでも,何かあるときの緊急避難場所や選択肢の確保は決して無意味なことではないと考えています。

elict-mastodonは教育学習とICT活用に関心のある皆様の登録をオープンに受付けています。

教育関係者のみならず,お子様が学校に通っているご家族,学校ICT関係の企業に関わられている皆さん,教育と情報に関係することに関心があれば,どなたにも参加資格はあります。

情報交換の場を守るために,ご配慮・ご遠慮いただくこともあるとは思いますが,ゆるやかにコミュニケーションを展開できればと思います。どうぞお気軽にご参加ください。

高等学校のGIGA端末整備の準備はお早めに

2021年12月27日付で「GIGAスクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ端末の整備の促進について(通知)」が発出されました。

20211227(通知)GIGAスクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ端末の整備の促進について
https://www.mext.go.jp/content/20211228-mxt_shuukyo01-000003278_001.pdf

小中学校段階と高等学校段階の違い

義務教育(小中学校)段階のGIGAスクール端末整備は,幾度かの国の補正予算によって「公立学校情報機器整備費補助金」として以下のような事業に補助金が交付されてきました。

  1. 公立学校情報機器購入事業
  2. 公立学校情報機器リース事業
  3. 都道府県事務費
  4. 家庭学習のための通信機器整備支援事業
  5. 学校からの遠隔学習機能の強化事業
  6. GIGAスクールサポーター配置促進事業
  7. 公立学校入出力支援装置購入事業
  8. GIGAスクール運営支援センター整備事業
  9. 学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業

一方の高等学校段階は,学校設置者である都道府県等の取り組みを尊重する仕組みのため,自治体の整備進捗は様々となっています(上記の補助金の中には高等学校対象もあります)。2021年1月〜2月に調査実施した「高等学校における学習者用コンピュータの整備について」では,47都道府県中5自治体は整備自体の検討段階であること,整備に取り組むとした自治体でもその具体は様々でした。(資料

通常,学校に対して何か予算を確保するとなると「学校設置者」が予算を工面することになります。

小中学校(義務教育)段階は,市町村区立であることが多いですから,市町村レベル(基礎自治体と呼ぶこともある)で予算確保することになります。一方,高等学校段階は,県立であることが多いことから,都道府県レベルで予算確保をします。

しかし,ご存知の通り,自治体財政はどこも厳しいものがあり,それぞれの地方税収だけでは成り立ちません。ほとんどの自治体が地方交付税という国からの分配金に頼っているというのが現状です。

特に小中学校の設置者である基礎自治体は,規模から考えても大きな予算を自由に確保することはできませんから,国の方針に従うための諸々の予算を地方交付税の中に含ませて交付してもらう必要があります。この交付金と自分たちの税収をまるっと合わせたものが「一般財源」というものになり,自治体ごとに使い道を独自に決めていきます。

高等学校の設置者である都道府県も基本的には似たような仕組みで予算を確保していますが,市町村レベルよりは財政規模が大きくなるので,国から面倒見てもらえる範囲が狭くなります。

たとえば,小中学校は学校整備の補助が直接的で分かりやすく整備費補助金として交付されたりしますが,高等学校における整備の補助は直接的に面倒見てもらえず,教育予算とは銘打っていない補助金を上手に理由付して利用しなければならないことが多くなります。

今回も高等学校段階のICT環境整備の費用負担について…

・設置者負担で進める場合には,一般財源とともに,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や国の補助制度を活用することも含めて検討すること。

を留意するように当初から通知されています。

なお,従来から同時に走っていた「学校のICT環境整備に係る地方財政措置(教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度))」は高等学校も対象となっています。

新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金

2020(令和2)年度の補正予算から経済対策として「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が創設され,私たちも報道などで見聞きする様々な補助金が交付されてきました。

「新型コロナウイルス感染症対応」とか「地方創生」とか銘打たれているため,学校教育の環境整備のために使えるなんて想像できないのが一般人の感覚ですが,実際には,コロナ禍の学校教育を何とかするための事業であれば,補助対象となりうることが(そもそも)想定されています。

公開されている活用事例集には,各省庁から示されたであろう様々なジャンルや事業が掲載されています。その中には,環境整備やGIGAスクール構想支援の予算も堂々と例示されています。

つまり,高等学校にGIGAスクール端末(と呼ぶかどうかに関わらず)整備することも,事業趣旨を臨時交付金の趣旨に寄せて申請すれば,十分対象になるということになります。

また,こちらのWebページの「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用が可能な事業(例)」では,

◆新たな暮らしのスタイルの確立
(新たな時代に相応しい教育の実現)
・オンライン・遠隔教育のための人材育成、教材、機材、通信費等支援
・高等学校等におけるPC・タブレット端末、LTE通信機器等の導入支援
・教員等の追加配置や人材マッチング支援
(後略)

と明確に端末の導入やその支援に交付金を活用してよいと例示しています。

冒頭でご紹介した通知も,このコロナ臨時交付金が柔軟に活用できることを周知しようとしています。実施計画書など関係書類の提出期限は「2022年1月31日(月)12:00【厳守】」となっています。

臨時交付金が活用されない問題

ところが,国の意向とは裏腹に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(コロナ臨時交付金) があまり活用されていないようです。

自治体の担当者がコロナ臨時交付金について,十分な情報を得られていないため,申請に至らないという場合もあります。知らなければ活用もできないというわけです。

また,臨時交付金の存在は分かってはいるが,自治体組織の仕組み上,学校教育関係部署の人間が勝手に地方創生の交付金に申請できないルール(関係部局長の稟議承認が必要など)となっている自治体もあるのではないかと思います。

同じ都道府県とはいえ部局がまたがるような事務手続きが必要な場合だと迅速に事を進められず,担当者によっては,しり込みしてしまって申請に至らないケースもあるのかも知れません。

こうした状況に陥っている場合,当人に対して発破をかけるよりも,全体を統括する立場の人間に働き掛けて,縦割りを越境しやすくする配慮を効かせてもらうなどが必要かも知れません。

端末は義務教育より上を選定する

文部科学省は,高等学校に導入するGIGAスクール端末について,小中学校の導入の際に示された「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」などを参考にするよう言及しています。

しかし,高等学校の生徒用に導入する学習者用端末を選定する際には,金額ベースで言うならば小中学校の補助金額の2倍を想定すべきです。(小中が4.5万円であれば,高等学校は9万円を想定したい)

性能的には,動画編集がストレスなく作業できるもの(動画視聴ではありません)が望ましいことになります。

そのような端末を9万円程度で購入すること自体が困難であるのは承知していますが,金額に関しては時間とともに安価になるものですので,できるだけ性能の高いものを選定したいものです。

昨今では,省電力技術が進んだパソコンも増えてきており,バッテリー駆動時間が長くなったり,高負荷でも発熱が抑えられたものも登場しています。こうしたものを選定できれば使用にストレスを感じず日常の活用頻度も高まります。

文部科学省は「標準仕様書を参考に」しましょうと言いますが,文部科学省のICT活用教育アドバイザー(3月まで)の私はあえて「標準仕様書は無視」しましょうと申し上げます。

コンピュータを使った学力テスト

それをなぜ「学びの保障オンライン学習システム」と呼んだのかは分かりません。

文部科学省がコンピュータを使用して実施するテスト(CBT)を実現するため開発したシステムは「MEXCBT」(メクビット)と名付けられました。

CBTとは「コンピュータ・ベースド・テスティング」(Computer Based Testing)の頭文字をとった言葉で,文字通り,コンピュータ上で受験することを意味しています。コンピュータ使用型調査とも書かれます(紙を使った筆記型調査は「ペーパー・ベースド・テスティング」Paper Based Testingとなるわけです。あまりそう呼ぶことはないですが…)。

つまり,CBTシステムは,テスト実施システムのこと。

ところが,令和2年度補正予算説明で,文部科学省製CBTシステムを「オンライン学習システム」と呼称して,堂々と「CBTシステム」とも併記しています。

この無茶苦茶な呼称混乱は,小さく「・学習(問題解答)実施」と書き添えていることから,命名者達の意図したことをちょっとばかり想像することはできます。(この文言はその後の図では削除されています)

つまり,ドリル問題を解く活動を「学習」だと思えば,「学習システム」と言えなくもないでしょ,という事のよう。

タイミングはコロナ禍によって,全国一斉休校を体験した後です。学校教育が停止し,「学びを止めない」として様々なオンライン教材が提供されたことが社会的にも知られていましたから,それと似たようなものを導入するのだと説明した方が通りがよかったのだろう事も推察されます。

実際,当時の文部科学省の様々な取り組みが「学びの保障」というキーワードで統一的に情報発信していましたから,CBTシステムもその一環に組み入れたのは方略として当然だったのだろうと思います。


こうして,CBTシステムのプロトタイプ版開発事業が始まったわけですが,ロードマップとしてはこうなっています。

そして,MEXCBTのプロトタイプ版は,こんなイメージのシステムです。

利用者には一人ひとりIDとパスワードが割り振られ,MEXCBTシステムのもつ認証システム部分でログインして,CBTシステム部分でテストを行ないます。

場合によっては,この他にも利用している学習コンテンツとかサービスとかがあるでしょうけれど,そちらはそちらで登録して利用しているので,別の範疇ということになります。

上図は,簡略化したイメージです。

正確性を期すため,構想段階の図をNIIシンポジウム資料から拝借したのがこちらになります。(動画資料

プロトタイプ開発を請け負ったのは「内田洋行」(表立っては「オンライン学習システム推進コンソーシアム」)で,国際学力調査で利用されている既存のCBTシステム「TAO」を基盤として,そのCBTシステム部分に,内田洋行が開発した実証用学習eポータルシステム「L-Gate」を認証システム部分として組み合わせたのが「MEXCBTプロトタイプ版」というわけです。

このことが,令和3年後期から始まる「MEXCBT拡張機能版」の活用事業において,他社製の学習eポータルも交え始めたときにややこしさを抱かせることになりますが,その話は後述します。

下が、活用事業を始めるための機能改善や拡充の説明スライドです。

ここでMEXCBTにどんな変化が起ったかというと,認証システム部分とCBTシステム部分を明確に分け始めたことでした。

プロトタイプ版のシステムではくっ付いていた,利用者のログイン作業を担う「認証システム」部分と,問題の出題や解答・採点を担う「CBTシステム」部分を,拡張機能版では分かりやすく引き離したのです。

その上で,「CBTシステム」部分のみを新ロゴのもと「MEXCBT」と呼び,「認証システム」部分は「学習eポータル」と呼んで,いろんな会社が開発して提供してもよい形に移行したわけです。

(システムに出入りする認証システム部分が分離されたといっても,MEXCBT側に直接接続することはできず、必ず認証システム部分である学習eポータル側を経由しなければならないのが上図の肝です。)

文部科学省 総合教育政策局 教育DX推進室の桐生室長は,このようなシステムを部分部分に引き離した形を「ブロック」が組み合わさるイメージで説明します。

たとえば,おもちゃのレゴブロックが一定のルールにもとづきながら多様な部品で大きなブロック作品を構成できるように,このようなコンピュータシステムも,各社が国際規格のルールにもとづいて協調して開発することで,一つの大きな学習・CBTシステムを構築することができると考えるわけです。

かつ,各社が競争的に部品開発を行なってくれれば,特色あるユニークな部品を利用できる可能性も生まれることになります。利用者(この場合,教育委員会レベル)は複数の選択肢から,よりよい「学習eポータル」を選ぶことが求められます。


2021年11月1日に行なわれた「MEXCBT(拡張機能版)」活用に関する説明会の時点では,4社のシステムが名乗りを挙げていました。(順不同)

教育プラットフォーム主要4社がそろって学習eポータルに対応(教育とICT Online)
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/110200287/
どこまでが無料?「学習eポータル」対応サービスを比較
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/111100298/

各社とも,文部科学省が「活用事業」の予算化している間は「無料」提供するとしているので,とにかくどこかのシステムを選択して試してみればよいということになりますが,いずれは本格利用のタイミングで有料化されるため,導入に携わる関係者は頭を悩ませているのです。

そして,ここでややこしい問題は,内田洋行の「L-Gate」です。

内田洋行は,MEXCBTプロトタイプ版の開発にかかわっている会社のため,文部科学省に提供した学習eポータル「実証用学習eポータル L-Gate」とは別に,自分たちで販売できる商品のための学習eポータル「商用学習eポータル」を開発する必要がありました。

文部科学省に差し出したとはいえ「実証用学習eポータル」の開発ではノウハウが蓄積されたでしょうから,別途「商用学習eポータル」を開発するといってもゼロからというわけではなかったはずです。(おそらく実際には逆で,商用開発していたものの機能制限版を実証事業に提供していたと思われます。)

ややこしい問題は,商用と実証用とで同じ「L-Gate」というブランド名を使っていることと,文部科学省に差し出した「実証用学習eポータル」は文部科学省から継続的に無料で提供される予定だということです。

だったら,そのまま実証用でよくない?とか,同じL-Gateに移行したらいいんじゃない?とか,そういうなかなか微妙かつもっともな疑問が出てくるわけです。

ところが,同じ名前なのに実証版から商用版へはそのまま移行できないし,実証用が継続されるという話もいつまでなのかは国の予算次第で,いつ放り出されるかわからない。

4社から選ぶという話は,やはり避けて通れない話なのです。

(20211203追記)

株式会社COMPASS社が,同社のQubenaを学習eポータルとしてMEXCBTと連携できることを発表しました。


学習eポータルに関して,詳細やより専門性の高い解説はこちらの記事が参考になります。

特に,認証システム部分のシングルサインオンに関しては,児童生徒教職員の膨大なアカウントに関わる話ですので,学習eポータル選びで一番重要な検討項目でしょう。3つ目の記事が参考になります。


システムのお話がこうして進行している一方で,CBTシステムを使って行なう学力調査に関しても,準備は進んでいます。

2021年11月26日には,全国地方自治体の関係者を対象とした「地方自治体の学力調査等のCBT化検討研究会」がオンラインで開催されました。

MEXCBTシステムを利用する学力調査は,全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)だけではありません。

それぞれ地方自治体が独自に行なっている地方の学力調査もMEXCBTシステムを利用してCBT化することが可能です。つまり,CBTシステムを各自治体で準備・維持する必要はなくなるうえ,全国や国際的な学力調査もほぼ共通の使い勝手で受験できるメリットがあります。

こうした分かりやすいメリット以外にも,各地方自治体が協力し合うことで,MEXCBTを利用した学力調査をより質の高いものへと育てていくことができるはずですが,そこには課題や問題もあり得ます。

今回の研究会は,MEXCBTシステムを地方の学力調査というより児童生徒に近いところで利用する際,そのメリットを最大限活かすためには何が必要なのか,どんな問題があるのかといったことを共有し,解決策を探り始めるため設置されたと考えることができます。

とはいえ,議論する時間的猶予はそれほど多くは残されていません。

MEXCBTシステムの導入は,全国学力・学習状況調査のCBT化によって避けられない道ですし,CBTシステムから返ってくるデータをどのように児童生徒の学習活動や教職員の教育活動に生かすのかという「データ駆動型」の取り組みにも目配せをしないわけにはいかなくなっています。

こうした情報をなるべく早く吸収しつつ,皆さんの経験や考えのもとで向き合っていく必要があります。

Xcratch – 拡張できるScratch3.0mod

拡張機能の追加をして拡張できるScratch3.0mod環境「Xcratch」のご紹介。

平成29年改訂の学習指導要領にもとづく授業の実施とGIGAスクール構想実現事業による情報環境整備もなされ,学校で情報教育やコンピューティングに取り組む機会も増えてきました。

プログラミング体験・教育の取り組みもその一つ。

そこで使うツールも様々ですが,Scratch(スクラッチ)はブロックを組み合わせる操作で利用できるグラフィカルプログラミング環境として広く利用されています。

Scratch自体もいくつかのバージョンを経て,現在の3.0は,HTML5対応の標準的なブラウザがあれば利用できる形になっています。(インターネット接続が前提ですが,ネットのない環境で利用できるバージョンもあります。)

Scratch3.0には,「拡張機能」と呼ばれるScratch環境自体に機能を追加してパワーアップできる仕組みが組み込まれています。

Scratchには標準でもたくさんのブロックが用意されているのですが,ここに機能を追加して新しいブロックが加わると,もっといろんなプログラムを組むことができるというわけです。

たとえば「音楽」とか「ペン」のブロックも機能追加する形で提供されています。

この他にもいくつか拡張機能が用意されていることが分かりますが,Scratch3.0の公式サイトで公開されている環境では,あらかじめ用意されている拡張機能以外を選ぶことはできませんし,新しく追加することもできません。あくまでも公式サイトがあらかじめ用意してくれているものだけです。

ところが,世の中には,面白い機能をもった拡張機能が,いろんな人々によって開発されて公開されています。

たとえば,機械学習を利用できる拡張機能「ML2Scratch」というものがあり,コンピュータに分類を学習をさせて自動判定処理をプログラミングすることができます。

その他にも,マイコンボードmicro:bitの機能をフル活用できる「Micro:bit More」といった拡張機能や,QRコードの読み取りができる「QRコード」拡張機能もあります。

これらはScratch3.0用の拡張機能なのですが,公式サイトに組み込まれていないため,現在のところ公式サイト上で利用することができないのです。


それならば組み込めばいいじゃないか…ということになりますが,公式サイトはそう簡単に追加してくれません。

そこで,公式サイトとは別に,独自にScratch3.0環境をつくって,それを改造(mod)して拡張機能を組み込んでしまえば好きな拡張機能が使える…という方法が考えられました。

それがScratch3.0mod環境です。

このmod環境を,インターネットのクラウド上に構築してみんなに使ってもらえるようにしたものもありますし,自分のパソコンや端末上のローカルな環境上に構築して自分やグループだけで利用できるようにしたものもあります。

とにかく,大元をどこかに複製して,改造や拡張を施したScratch3.0環境を使うのです。

それで,大元はどこから来るのか?

実は,Scratch3.0の大元(ソース)は,開発しているMIT(マサチューセッツ工科大学)のグループがインターネット上で公開しています。

というわけで,説明されている手順通りにその大元を複製して準備すれば,誰でもインターネット上やローカル上でScratch3.0環境を構築することができるというわけです。


ただし,大元を複製して環境構築できるといっても,それを改造するとなると大変。

そこで,ある程度改造を施した上で,あちこちで公開されている拡張機能を自由に追加できるような機構を最初から用意してくれているmod環境があれば,それを複製して利用した方が楽です。

というわけで,冒頭でリンクをご紹介した「Xcratch」は横川耕二先生が改造を施したScratch3.0mod環境で,これを複製して環境構築すれば,公式サイトのScratch3.0とはまた一味違ったScratchプログラミングが楽しめるというわけです。

外部の拡張機能を追加するには,あらかじめXcratch対応を施した拡張機能が公開しているURLをXcratch側に入力することで実現します。

これで[OK]すれば拡張機能がインターネットから読み込まれるというわけです。

あとは思う存分プロジェクトのプログラミングを楽しんでもらうということになります。


お恥ずかしながら,私も拡張機能を提供しています。

ScratchとICカードリーダSONY RC-S380を使ってICカードの番号を読み取る「PaSoRich」とクラウド上に数字を保存して連想配列のように利用できる「NumberBank」の2つです。

最近はキャッシュレス決済もいろんな方法が登場し,電子マネーといった方法でのお買い物についても扱った消費者教育も注目が高まっています

キャッシュレス決済のリテラシー向上を目的とした中学生向け教育プログラム
https://www.sony.co.jp/corporate/information/news/202105/21-010/
「学校内通貨」を発行するデジタルネーティブ小学生、大人は彼らに何ができるか
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/092400884/

こうした実践でICカード読み取りや数字を保存できる拡張機能が貢献できる部分もありそうです。

この2つの拡張機能をXcratch環境に追加できるように対応させました。

以下のURLを入力すればXcratchにそれぞれの拡張機能が読み込まれます。

PaSoRich (Xcratch用)
https://con3office.github.io/xcx-pasorich/dist/pasorich.mjs
NumberBank (Xcratch用)
https://con3office.github.io/xcx-numberbank/dist/numberbank.mjs

Xcratch環境でいろんな拡張機能と組み合わせると,さらに面白いプロジェクトをつくることができるんじゃないかと思います。こちらもぜひご利用ください。

共通テスト「情報Ⅰ」の誘い

[追記]20221110

大学入試センターが実際の試験時間(60分)を想定した試作問題を公開しました。

令和7年度大学入学共通テストの問題作成の方向性及び試作問題等について(令和4年11月9日)」(大学入試センター)

試作問題は本番プロセスで作成点検されていないとのことなので,配点も一時的なものと考えられますが,中野先生のまとめによると次のツイートの通り。

https://twitter.com/nakano_lab/status/1590271057340305414?s=61&t=ZrBOaTodUrvJXFr4uDX9UQ

下のWebリソースリストにもその後の情報を追加しました。


[追記]20220128
国立大学協会が総会で令和7年度以降の共通テストにおける「情報Ⅰ」を正式に認め「6教科8科目の原則」の方針を示しました。これにより現在の中学3年生の学年から「情報Ⅰ」を共通テストで受験することになります。

「2024年度以降の国立大学の入学者選抜制度―国立大学協会の基本方針―」の公表及び「2024年度以降の国立大学の入学者選抜制度―国立大学協会の基本方針―」の策定に当たって(会長談話)の発表について」(国立大学協会)

私個人は初等中等教育を守備範囲にしてきたとはいえ,どちらかといえば義務教育段階を射程にしてものを語ることが多く,高等学校と大学入試は次元の違う難しさがあると思って深入りはしてこなかった。

とはいえ,教育と情報が織りなす領域に関心を持っている者として,大学入学共通テストが令和7年度から新たに「情報Ⅰ」を受験科目に導入するという話題に無関心ではいられない。

というわけで,いつものように集められるだけWebリソースを集めてみることにしよう。

令和7年度以降の試験に向けた検討について」(大学入試センター)
「新学習指導要領に対応した令和7年度大学入学者選抜について」(文部科学省)
情報入試研究会(情報処理学会)
教科「情報」の入学試験問題って?(情報処理学会)
大学入学センター試験「情報関係基礎」アーカイブ(情報処理学会)
キミのミライ発見(河合塾)
高等学校情報科に関する特設ページ(文部科学省)
20221110「2025年度共通テスト 情報1 試作問題 全問解説 解答速報 (東大合格請負人 時田啓光)」(YouTube)
20221110「【解法テクニック】大学入学共通テスト 情報Ⅰ 試作問題 第1問解説 (大学入試センター 2022/11/9発表):情報処理技術者試験・高校情報科対策の突破口ドットコム」(YouTube)
20221110「共通テスト「情報」、先生たちの受け止めは? 浪人生はどう対応?」(朝日新聞)
20221110「「わざわざ難解に」「生徒に身近」 共通テスト試作問題、高校の見方」(朝日新聞)
20221110「2025年大学共通テストで新設「情報」につきまとう不安 教育現場の実態は」(京都新聞)
20221110「資料読み考える力、測る 大学入学共通テスト、25年からの教科・科目 試作問題と特徴〈抜粋〉」(朝日新聞)
20221110「「大型サイド」共通テスト問題試作 本番意識、手探り授業 新設情報1、受験生不安も」(信濃毎日新聞)
20221110「共通テスト、新設の「情報」実践力重視 試作問題公表 日常題材で知識の活用問う」(日経新聞)
20221110「令和7年度大学入学共通テスト 試作問題(試問)等について〜教科「情報」関連〜:ELDI事務局〜情報教育支援プラットフォーム〜」(note)
20221109「<速報>大学入学共通テスト「情報」試作問題 解説」(日本文教出版)
20221109「共通テスト「情報Ⅰ」試作問題などの感想:きたむー」(note)
20221109「【高校情報1】共通テスト 試作問題解説【論理演算】:情報の情報」(YouTube)
20221109「2025年以降「情報」教科追加 大学入学共通テストの出題方法など示される」(日テレNEWS)
20221109「高校・情報科、「正規免許で授業」が増加」(日本教育新聞)
20221109「【共通テスト試作問題】情報 プログラミングやデータ活用の実践問う」(朝日新聞)
20221109「2025年の共通テスト試作問題公表 導入見送った「記述」など意識」(朝日新聞)
20221109「何もかも盛り込みすぎ? 共通テスト試作問題、代ゼミ本部長に聞く」(朝日新聞)
20221109「受験生の負担が増え続けていないか 共通テスト、東大院教授の疑問」(朝日新聞)
20221109「共通テストで新設の情報 ポイントは「家庭学習」」(産経新聞)
20221109「大学入学共通テスト、令和7年に再編 問題例を読み解く」(産経新聞)
20221109「令和7年に再編の共通テスト問題例を公表 発展科目など出題傾向判明」(産経新聞)
20221109「新設の「情報」対策 学校、予備校は手探り 25年大学共通テスト」(毎日新聞)
20221109「身近な題材の設問多い「情報Ⅰ」 25年以降の大学共通テスト」(毎日新聞)
20221109「共通テスト、実用的な力を重視する傾向鮮明に 試作問題を公表」(毎日新聞)
20221109「「プログラミング経験の有無が差を分ける」…新科目「情報I」など、共通テスト試作問題公表」(読売新聞)
20221109「共通テスト試作問題「情報」」(読売新聞)
20221109「大学入学共通テストの試作問題公表、「情報I」のプログラミングなど…25年に刷新」(読売新聞)
20221109「大学入学共通テストの試作問題を公表…大学入試センター」(読売新聞)
20221109「大学共通テ、実用力重視鮮明に 新科目の情報1、公共も」(共同通信)
20221109「大学入学共通テストの試作問題と解答 2022年11月9日大学入試センター公表」(共同通信)
20221109「公立高校の情報教員不足 長野県が全国最多 再来年にはゼロに:長野」(NHKニュース)
20221109「臨時や免許外が796人 公立高の情報科担当教員―文科省」(時事通信)
20221109「「情報」など試作問題公表 25年共通テストから実施―大学入試センター」(時事通信)
20221109「2025年大学入学共通テスト 新設「情報I」などの試作問題を公表」(NHKニュース)
20221109「共通テスト新設の「情報」試作問題 デジタル実践力問う」(日経新聞)
20221108「大学入試新設「情報」、教員足りない 16%正規免許なし」(日経新聞)
20221108「「情報I」公立高校で免許持たずに指導の教員 全国800人近くに」(NHKニュース)
20221108「「高等学校情報科担当教員の配置状況及び指導体制の充実に向けて」を公表しました。」(文部科学省)
20221107「共通テスト新科目「情報I」を配点0 国立大の予告に識者「世界からのデジタル化の遅れが発生」」(ENCOUNT)

20221031「「情報1」の教員不足 国が都道府県などに改善計画の提出求める」(NHKニュース)
20221024「「情報」適切な配点を 共通テストで情報処理学会が要望」(日本教育新聞)
20221018「埼玉県教委、県立高校でデータ教育強化 モデル校で先行」(日経新聞)
20221017「共通テストに「情報I」新設 新科目設置で高まる“現役志向”、大手学習塾幹部が解説」(ENCOUNT)
20221017「共通テストで「情報」に配点しない一部大学に、情報処理学会が批判声明」(こどもとIT)
20221016「北海道大・徳島大が共通テスト情報Ⅰの受験必須・配点なしの雑まとめと私心:マイペース【情報Ⅰ】」(YouTube)
20221013「一部国立大の共通テスト「情報」配点ゼロ予告に情報処理学会が反発 「不適切な入試を看過できず」」(ITmedia)
20221012「北大・徳島大2025年大学入学共通テスト情報Ⅰは点数化しないっていったいどういうこと!?:GIGAch」(YouTube)
20221012「共通テスト「情報Ⅰ」 受験必須でも合否に使わない? 北大と徳島大」(朝日新聞)
20221012「大学入学共通テストで「情報」を必須としつつ配点しない入試に対する本会の見解」(情報処理学会)
20221008「高校の新科目「情報Ⅰ」始まったが 専門教員の養成・配置は進まず」(朝日新聞)

20220909「2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(高校新課程初年度)教科「情報」(科目「情報I」)必須(等)となる大学 大学からの入学者選抜・入試要項等の公表一覧:ELDI事務局〜情報教育支援プラットフォーム〜」(note)
20220908「ZOA、高校生にパソコン販売 「情報Ⅰ」必修化で需要増」(日経新聞)
20220903「公立高の「情報科」 専門免許ない教員が15% 教育の質に課題」(朝日新聞)
20220903「情報科の教員採用、20年で1人だけの県も 公立高、地域格差の実態」(朝日新聞)
20220901「【募集】令和7年度以降の大学入学共通テストの試作問題に関するモニター調査の実施について」(大学入試センター)

20220729「『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本』著者の実践!情報Ⅰデモ授業:かんき出版」(YouTube)
20220725「足りない高校の情報科教員 「争奪戦」採用試験で30点上乗せも」(朝日新聞)
20220725「高校の情報科教員「各校1人以上」 専門家が求める新時代の予算措置」(朝日新聞)

20220622「2025年入試「情報」を導入するのはどの大学?:塾講師チャンネル」(YouTube)

20220419「「情報Ⅱ」の教科書 大学個別入試も意識? 「ガチャ」の確率も紹介」(朝日新聞)
20220329「共通テストの「情報Ⅰ」対策、ポイントは 元文科省調査官に聞く」(朝日新聞)
20220329「大学入試の「情報」 個別試験や高校の対策は? 情報処理学会で議論」(朝日新聞)

20220204「共通テストに「情報」…大学教授・予備校講師「拙速な導入に反対」:塾講師チャンネル」(YouTube)

20220129「国立大受験、「情報」追加を正式決定 25年共通テストから」(朝日新聞)
20220128「共通テストに「情報」 配慮求める高校 「国立大離れ」懸念も」(毎日新聞)
20220128「国立大入試 共通テスト 2025年から「情報」加え6教科8科目に」(NHKニュース)
20220128「国立大受験、共通テストにプログラミング…25年から「情報」追加で6教科8科目に」(読売新聞)
20220128「国立大受験、25年から新教科「情報」 デジタル人材育成」(日経新聞)
20220128「「情報」が国立大入試で必須化、6教科8科目制に 「大学教育を受ける上で必要な基礎能力」」(ITmedia)
20220128「国立大協会、共通テストに「情報」追加 25年以降、6教科8科目に」(毎日新聞)
20220128「国立大、共通テストで「情報」出題、正式決定」(日本教育新聞)
20220128「「情報I」追加決定 大学入学共通テスト 中学受験生は有利? 新たな大学入試対策」(Motoサピblog)
20220128「25年国立大受験に「情報」追加 共通テスト、原則6教科8科目」(共同通信)
20220128「5分後、不安が希望に変わる:共通テスト「情報」必須化でIT講師としてどうしても伝えたいこと:せかチャン - 世界一わかりやすい情報科チャンネル」(YouTube)
20220120「共通テスト「情報」、大学教授・予備校講師ら「拙速な導入に反対」」(EduA)
20220117「25年から新たに「情報」 科目再編、時間も延長―共通テスト」(時事通信)
20220113「共通テスト、「情報」追加に反対求める 大学教授らが声明」(日本教育新聞)
20220113「国立大学の「情報」必須化で2025年度入試は現役生のみの入試になる?」(大学ジャーナル)
20211227「25年以降共通テスト、浪人生向けに『旧情報』を出題へ」(スラド)
20211223「国立大受験、「情報」追加へ 25年以降の共通テスト」(共同通信)
20211222「国立大入試「情報」必須に 25年から、国大協方針」(時事通信)
20211222「国公立大受験で新教科「情報」原則必須に…25年から共通テストに採用」(読売新聞)
20211220「【大学入学共通テスト2025】既卒者に「旧情報」出題、新科目「情報I」と得点調整」(ReseMom)
20211218「国立大受験、6教科8科目へ 25年共通テストから「情報」追加」(朝日新聞)
20211217「浪人生向け「旧情報」出題へ 25年共通テスト、得点調整も―大学入試センター」(時事通信)
20211217「浪人生向けに「旧情報」出題 25年共通テスト」(日経新聞)
20211208「必履修化の「情報」、先生が足りない! 25年共通テスト、浪人生向けの対応は?」(EduA)
20211207「「情報」って何を教える?25年から大学入試にも」(時事通信)
20211206「「情報Ⅰ必履修化の意義大きい」工学院大附属中高の中野由章校長」(EduA)
20211022「国立大受験生に6教科8科目課す案、結論先送り 25年共通テスト」(朝日新聞)
20211019「中高生を対象にした、無料のプログラミング試験 「P共通テスト」がスタート ――「情報Ⅰ・情報Ⅱ」に対応した問題で、大学入学共通テストも考慮」(Impress Watch)
20211013「河合塾、2025年度の「情報」入試に関するセミナーを開催」(教育とICT)
20211012「(いちからわかる!)共通テストに「情報」が加わるって?」(朝日新聞)
20211011「情報処理学会、2025年度大学入試への「情報」追加を歓迎」(大学ジャーナル)
20211005「2025年度から始まる共通テストの「情報」入試を解説」(教育とICT)
20211004「【大学入学共通テスト2025】「情報」等の試作問題、2022年秋冬公表へ」(ReseMom)
20211001「「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告(補遺)」に関する意見」(情報処理学会) 
20211001「【大学入学共通テスト2025】変更点や経過措置…河合塾」(ReseMom) 
20210930「【大学入学共通テスト2025】新科目「情報I」既卒者に別問題」(ReseMom) 
20210930「25年共通テスト、「情報」に別問題 浪人生配慮」(毎日新聞) 
20210929「新教科「情報」浪人生に別問題 令和7年共通テスト、経過措置」(産経新聞) 
20210929「既卒者に配慮し「情報」など別問題に 2025年の共通テスト」(教育新聞) 
20210929「大学共通テスト 25年新設の「情報」は2種類作成 浪人生に配慮」(毎日新聞) 
20210929「「情報」浪人生は別問題選択 25年共通テストで」(日経新聞) 
20210929「大学入学共通テスト「情報」、試験時間は60分に 2025年」(朝日新聞)
20210929「「情報」、浪人生に別途問題 出題始まる25年 大学共通テスト」(朝日新聞) 
20210929「共通テスト「情報」、浪人生に別問題 初出題の25年 文科省方針」(朝日新聞)
20210929「共通テスト国語、90分に 25年から10分延長―情報60分、浪人生向け出題も」(時事通信) 
20210929「「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告(補遺)」について(通知)」(文部科学省) 
20210928「大学共通テスト「情報」、急ぐ教員配置 地域格差の解消へ「待ったなし」」(朝日新聞) 
20210927「2025年度の共通テストで「情報I」が追加 知識だけでなく順を追って考える問題傾向」(AERA)
20210920「教科「情報」、87大学が入試で使う意向 本当に実施?懸念の声も」(朝日新聞)
20210920「(ひらく 日本の大学)大学入試に「情報」、87校「課す」 25年度入試 朝日新聞・河合塾共同調査」(朝日新聞) 
20210826「大学入学共通テスト「情報」が目指すもの」(第20回情報科学技術フォーラム) 
20210823「共通テスト「情報」単独の試験時間帯設置を」(日本教育新聞) 
20210809「大学入学共通テストの「情報」に60分程度の試験時間を」(大学ジャーナル) 
20210809「「情報I」必修化の課題、「共通テスト対応」最多」(日本教育新聞) 
20210808「共通テスト新科目「情報」 高校、指導体制整わず 掛け持ちの教員多く」(日経新聞) 
20210804「「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告」に関する意見」(情報処理学会) 
20210730「共通テスト「情報」正式決定 25年から7教科21科目―文科省」(時事通信) 
20210730「大学の対応焦点に 共通テストへの「情報」追加決定」(朝日新聞) 
20210730「共通テストでの「情報」追加を正式決定 2025年から」(朝日新聞) 
20210730「2025年の大学共通テスト 英語民間試験活用断念 「情報」を追加」(NHKニュース) 
20210729「「情報I」高校教員が感じる課題は「共通テスト対応」」(ReseMom) 
20210728「令和7(2025)年度大学入学共通テストではどうなる? サンプル問題「情報」を分析しました。:Pプラス ベーシック」(ベネッセ) 
20210728「【22年度から実施の「情報Ⅰ」、高校教員へのアンケート調査】 一番課題に感じるものは「大学入学共通テストへの対応」42.3%、「指導ノウハウ」22.6%、「指導教員の不足」12.0%についても課題と回答」(ベネッセ)
20210720「高校の新「情報科」、現場は 自治体超えた研修必要/実習助手雇えないか」(朝日新聞) 
20210716「(新課程入試) 共通テスト サンプル問題『情報』分析報告」(河合塾) 
20210710「文部科学省「新学習指導要領に対応した令和7年度大学入学共通テスト(令和6年度実施分)の出題教科・科目について」:後藤教至」(情報学科・専攻協議会) 
20210628「共通テスト「情報」に現実味「受験対策」企業が先手」(東洋経済education) 
20210617「(明日へのLesson)第3週:クエスチョン プログラミング教育を考える 大学入試センター試験から」(朝日新聞) 
20210615「(花まる先生 公開授業)教科「情報」、体感してみた」(朝日新聞) 
20210524「国立大受験に「情報」追加案 25年共通テストから「6教科8科目」検討」(朝日新聞) 
20210524「共通テスト、4年後どう変わる 地歴公民・情報・英語」(朝日新聞) 
20210523「国立大受験生に「6教科8科目」案 「情報」を追加検討」(朝日新聞)
20210420「「情報1」、身近なテーマで 来春高校で必履修化、教科書は」(朝日新聞) 
20210416「情報科教員、足りない 公立高校2割超、専門免許なく授業」(朝日新聞) 
20210415「ぺた語義:大学入学共通テスト「情報」試作問題に対する教育現場の想い」(情報処理学会) 
20210406「高校の「情報1」どう教える 来春必履修化 中学までの学習差、フォローする教科書も」(朝日新聞) 
20210405「令和6年度実施の共通テスト、「情報」「公共」出題科目を公表 新指導要領受け」(日本教育新聞) 
20210331「(時時刻刻)新必修科目、教えやすく 免許持たない教員意識、図説を多用」(朝日新聞) 
20210330「プログラミング言語さまざま 「情報I」共通テストで出題―教科書検定」(時事通信) 
20210329「大学入学センターから出された大学入試共通テストの実施方式に対する、当会の賛同表明」(情報処理学会) 
20210325「2025年からの共通テスト サンプル問題を読み解く」(教育新聞) 
20210325「プログラマーが大学入学共通テスト「情報」のサンプル問題を解いてみた感想」(漫画読みの感想ブログ←ネタバレ考察) 
20210325「IT社会の解決力問う 大学共通テストに新教科「情報」 専門人材不足、指導どう強化」(日経新聞) 
20210325「共通テスト、25年に「情報」新設 教員不足、地方で深刻」(毎日新聞) 
20210325「共通テスト「情報」新設 25年から 7教科21科目に再編」(毎日新聞) 
20210325「共通テスト「情報」創設 7教科21科目に再編 25年以降」(毎日新聞) 
20210325「共通テスト「情報」創設 25年、7教科21科目に再編」(毎日新聞) 
20210325「2025年からの共通テスト サンプル問題を読み解く」(教育新聞) 
20210324「刷新される見通しとなった大学入学共通テスト 特徴的な問題を解説」(産経新聞) 
20210324「共通テスト再編案 4年後の受験生戦々恐々 保護者「プログラミングどうすれば」」(産経新聞) 
20210324「共通テスト再編案 資料読み解き、データ取捨選択 問われる思考力」(産経新聞)
20210324「高校で必修の「情報」 正規の教員不足 地域格差も深刻」(毎日新聞) 
20210324「「研修でしのぐしか」教員数に地域差 共通テスト「情報」追加」(毎日新聞) 
20210324「大学共通テスト、2025年から「情報」追加 サンプル問題公表」(毎日新聞) 
20210324「共通テスト、7教科21科目に再編 25年以降「情報」など追加」(毎日新聞) 
20210324「共通テスト再編案 教科に「情報」追加も」(日テレNEWS24) 
20210324「共通テストの「情報」のサンプル問題があまりにキモかったので愚痴らせてください:Blue Triangle」(note) 
0210324「大学入学共通テスト 再編で「プログラミング」追加」(FNN) 
20210324「共通テスト教科再編 2025年から「情報」追加 7教科21科目に」(NHKニュース) 
20210324「プログラミングも出題 新教科「情報」のサンプル問題―大学入学共通テスト」(時事通信) 
20210324「共通テストに「情報」 25年から、高校必修で―科目スリム化も・大学入試センター」(時事通信) 
20210318「気になる情報教育の「不備」 2022年度からの高校での教科「情報Ⅰ」必修化を前に:塩原俊彦 高知大学准教授」(論座) 
20210318「大学入学共通テスト新科目案「情報」について これまでの経緯と試作問題(検討イメージ)のねらい:(独)大学入試センター試験問題調査官 水野修治先生」(キミのミライ発見) 
20210318「情報処理学会 コンピュータと教育研究会第158回研究発表会 電気通信大学企画セッション ~大学入学共通テスト新科目案「情報」が目指すもの」(キミのミライ発見) 
20210302「共通テストへの情報出題のメリット 情報処理学会が講演」(教育新聞) 
20210209「大学入試共通テスト「情報」及びその学習指導に関する意見」(日本統計学会) 
20210120「大学入学共通テストへの「情報」の出題について」(人工知能学会) 
20210119「共通テストで「情報」出題へ 2025年までの期待と課題」(教育新聞)
20210114「大学入学共通テストの「情報」に関する要望(令和2年12月14日 8大学情報系研究科長会議)」(東京大学) 
20201228「20200423 大学入学共通テストにおける共通教科情報科の出題について」(日本情報科教育学会) 
20201228「「情報」の科目を大学共通テストの正式な科目に高校での必修化から約20年、「ちゃんと教え、ちゃんと学ぶ」ために入試に出そう 松原仁 東京大学大学院教授」(論座) 
20201223「「いま知りたい!徹底討論 情報Ⅰ」専用ページを立ち上げ」(日本文教出版) 
20201216「大学入学共通テストへの「情報」の出題について:追記」(情報処理学会) 
20201213「共通テスト、新教科で浮上した「情報」って何? AIやITに欠かせないスキル「情報I」必履修に」(東洋経済education) 
20201210「大学入学共通テストでの「情報」の出題について」(教育システム情報学会) 
20201207「プログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」、大学入学共通テストへの「情報」教科採用の動きに関する保護者調査を実施 ~保護者の認知度は3割弱、「情報」採用の動きをうけて6割超がプログラミング学習を検討~」(GMOメディア株式会社) 
20201204「共通テスト、「情報」の試作問題 プログラミングの理解を問う」(共同通信) 
20201204「大学入学共通テストにおける教科「情報」の出題について」(日本教育工学会) 
20201204「【独自】共通テスト「情報」で試作問題示す…プログラミングによる課題解決など」(読売新聞) 
20201203「共通テストでの情報出題 大学入試センターが試作問題」(教育新聞)
20201128「大学入学共通テストに「情報」科目の導入検討も…「東大、京大は採用しないのでは」と専門家」(AERA) 
20201027「大学入学共通テストに「情報」導入が検討 ~教科「情報」の導入が受験産業にどのような影響を与えるのか~」(コエテコ) 
20201023「令和7年度大学入学者選抜からの大学入学共通テストの出題教科・科目の検討状況について」(大学入試センター) 
20201022「大学テストに浮上、「情報」って? コンピューターのこと学ぶ、高校で03年度に必修」(朝日新聞) 
20201022「共通テストに新教科「情報」 24年度から、30科目を21に再編 入試センター案」(朝日新聞) 
20201022「共通テストに「情報」 大学入試センター案」(日本教育新聞) 
20201021「大学入学共通テスト 「情報」追加を検討」(日テレNEWS24) 
20201021「共通テスト、25年から「情報」新設…7教科21科目に再編へ」(読売新聞) 
20201021「令和7年から共通テストに「情報」新設 センターが素案」(産経新聞) 
20201021「大学共通テストに教科「情報」導入案 2024年度から」(朝日新聞) 
20201021「大学入学共通テストの再編案 「情報」新設へ 2025年から」(NHKニュース) 
20201021「大学入学共通テストに「情報」新設へ 2025年から」(日経新聞) 
20201021「共通テスト素案、7教科21科目 新設の情報、作問に課題も」(共同通信) 
20201021「共通テスト「情報」新設 科目スリム化、25年から―センター試案」(時事通信) 
20201020「「平成30年度告示高等学校学習指導要領に対応した大学入学共通テストの出題教科・科目等の検討状況について」における出題科目『簿記・会計』の廃止に係る意見の提出ついて:大学入試センター」(全国商業高等学校長協会) 
20200925 「情報教育課程の設計指針―初等教育から高等教育まで」 - 情報教育の参照基準
20200711「大学入学共通テストに情報を出題することについての提言」(情報学科・専攻協議会) 
20200710「小中学生にPC1人1台実現を 文科白書、共通テスト見直しも」(共同通信) 
20200326「高等学校共通教科情報科の大学入学共通テストでの実施に関する意見」(一般社団法人 情報処理学会) 
20190515「高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材:高等学校情報科(各学科に共通する教科)」(文部科学省) 
20190515「共通テスト 「情報I」 PCで解答…24年度に導入検討 機器確保など課題に」(読売新聞) 
20190514「センター試験に代わる #大学入学共通テスト に、#プログラミング などを扱う科目が加わりそうです。プログラミング言語の入力やデータ解析などが出題され、解答もコンピュー…」(読売新聞ブランド企画部@Twitter) 
20190401「情報Ⅰの入試出題校を拡大 政府会議の有識者がAI戦略」(教育新聞) 
20181016「高校「情報科」、教員足りない 採用試験なし18道府県 「免許外」で補う」(朝日新聞) 
20181001「大学入試センターに教科「情報」の問題素案を提出しました」(情報処理学会) 
20180723「大学入試センター、「情報」のCBT問題素案を公募開始」(大学ジャーナル) 
20180718「共通テスト「情報」、問題の素案を公募 大学入試センター」(朝日新聞) 
20180717「教科「情報」におけるCBTを活用した試験の開発に向けた問題素案の募集について」(大学入試センター) 
20180630「未来投資会議における大学入学共通テストに情報の試験を入れる方針に賛同する提言について─大学情報教育体系化の必要性─」(情報処理学会)
20180605「情報Ⅰを2024年度から出題 「未来投資戦略」に掲げる」(教育新聞)
20180518「大学入試に「情報」導入 未来投資会議」(日刊工業新聞) 
20180517「大学入学共通テストで「情報」出題を検討 文科省」(朝日新聞) 
20180517「大学新入試にプログラミング 首相「現代のそろばん」」(日経新聞)
20180517「未来投資会議(第16回):日本経済再生」(首相官邸)
20180309「大学入試センターが実施する試験における「情報」出題の提言」(情報処理学会)
20170331 「学習指導要領」改訂 - 共通教科「情報」

情報関連だけ取り出せば,こんな感じだが,共通テストに関しては,国語や数学の記述式問題出題がコケ,英語の民間試験活用がコケ,身の丈とかなんとかもコロナ禍に襲われて,受験生や世間を振り回した記憶ばかり。もうお腹いっぱいで,センター試験が共通テストになったインパクトも吹っ飛んでしまった感がある。

2017年に学習指導要領が改訂され,曲がりなりにも小学校のデータ活用やプログラミング体験,中学校の技術家庭科(技術分野)での情報の技術,そして高等学校の共通教科情報という筋のようなものが見えてきた。

情報処理学会を始めとした関連学会は,長らく情報教育の体系化を目指して様々な提言や基準づくりに腐心してきたことから,この学習指導要領改訂を大きな節目として,大学入試における情報分野の試験実施の実現へと次なるアクセルを踏み込もうとするのも当然だった。

機械学習やAI技術が代替の労働力として現実味を帯びてきたこともあって,世間一般にも機械に置き換えられないためのITスキルやプログラミングへの理解とか,IT人材ならぬAI人材育成の必要性みたいなものが意識醸成されつつあって,なんとなく必要な空気は充填できた。

国語・数学・英語のテンヤワンヤのおかげで矢面に立たずに済み,淡々と準備が進められて,新教育課程に対応する大学入学共通テストから「情報Ⅰ」が無事に導入されることになった…というのが表から見えるこれまでの経緯である。

大学入試はどう実施されるのか2年前には予告しなければならないということもあって,各大学が予告の準備をするためにも,令和7年に実施される共通テストに関してはこのタイミングで諸々予告が行なわれている。

それで,どんな風に実施されるのか少しずつ発表されている内容に対して,こんなツイートを見かけた。

どうも,新しい科目の試験が始まるっていうシンプルな話ではなくて,移行措置を実施するため大変な事態になるらしい。

部屋の引っ越しをするにしても,旧い部屋の解約が間に合わず家賃支払いが残っていて,新しい部屋の契約が始まっちゃって家賃が発生し,しかもすぐに入居できない事情もあって仮住まいの宿泊費も払わなきゃいけないみたいな,三重苦が待っているらしい。(ん〜,例えが違う気もする…)

部屋を用意する(問題作成をする)中の人が大変ではないかというやりとり。

問題作成の苦労に関しては,基本的には謎に包まれているが,センター試験の総括ということもあって,この頃ではその裏舞台を少し垣間見ることができるようになってきた。

共通テストの新科目「情報Ⅰ」、入試センターが抱える難題とは」(朝日新聞)20220508
「コロナに襲われた共通テスト初年度 入試センターが使った「奥の手」」(朝日新聞)20220507
「何だこれは! 報道で知った改革案 入試センター前理事長が見たもの」(朝日新聞)20220506
「専門家軽んじ、実現性検証せず 英語民間試験・記述式見送り 大学入試センター・山本広基前理事長に聞く」(朝日新聞)20220502
「大学入試センターは「初めての大学入学共通テスト」をどう自己評価? 作問担当者が出題意図など明かす」(朝日新聞)20210724
「大学入試センター・荒井克弘客員教授「共通テストの作問体制は抜本的に変わった」」(EduA)20210430
報告書『「センター試験をふり返る」』(大学入試センター)2020
倉元直樹『大学入試センター試験から大学入学共通テストへ』(金子書房)2020
大塚 雄作「大学入試センター試験はどのように作成・実施されてきたか」(東京大学 高大接続研究開発センターシンポジウム)2019
「センター試験の問題は誰が作成している? チェック体制は?」(高校生新聞)2018
大塚雄作「日本の共通試験と大学入試センターの役割」(大学入試サミット2017)2017
山地 弘起「大学入試改革 : センター試験・新テスト・高大接続」(第5回情報教育研究会 IN 江戸川大学)2017
「センター試験はどのようにして作られているか。」(進路のへや)2007
西田知博・川合慧「未来のコンピュータ好きを育てる: 11.大学入試センター試験とプログラミング言語」2009
佐藤恒雄「2002年センター試験問題(数学)はこうして作問された:じっきょう数学資料48号」(実教出版)2004

センター試験から共通テストに変わったこともあり,EduAの記事の通り,体制も変わっているのだと思われるが,基本的に試験問題をつくるって大変なのねということは資料から分かってくる。

2021年10月3日に行なわれた情報処理学会「第三回情処ウェビナー:大学入学共通テスト「情報」がこの国を変える!」(YouTube動画)で,”情報分野のミスター共通テスト”こと中野由章先生が指摘していた,大学入試センターから公表されている『大学入学共通テスト問題評価・分析委員会報告書』にある「問題作成部会の見解」という文書の内容が非常に重要だとすると,こうした問題作成委員の仕事についても,いろいろ知っておくことは大事かもしれない。

そんなわけで,今月は「デジタルの日」があるということで,2021年10月9日には情報処理学会の高校教科「情報」シンポジウム2021秋が「情報科教育の新時代を創る〜デジタルの日を記念して〜」というテーマでも実施される。そこでも,まだ見ぬ共通テスト「情報Ⅰ」が話題に取り上げられるようだ。

というか,共通テスト「情報Ⅰ」のことを考えるにしても,教科書の中身を見てみないことにはなんとも言いにくい。2021年3月には高等学校の教科書検定が終わった。

(2021年3月)令和2年度教科用図書検定結果の概要(文部科学省)

資料によると共通教科情報の教科書検定受理点数は12点(6社)。すべてが合格したようなので,各出版社のWebサイトで概要を知ることが出来る。さて,採択結果はどうなっただろう。

日本文教出版「令和4年度新版教科書「情報Ⅰ」」
数研出版「高等学校 情報Ⅰ」
実教出版「情報 令和4年度用教科書」
第一学習社「情報Ⅰ」
開隆堂「高等学校情報 教科書(令和4年度版) 実践 情報I」
東京書籍「情報

私たち一般人が手に入れられるのは来春以降,教科書販売している書店などからと思われる。

〈追記〉「情報Ⅰ」教科書採択率は次の通り

〈/追記〉

ちなみに文部科学省は高等学校情報科関係の情報提供ページを用意していて,そこで教員研修用の教材は提供しているので教育内容の雰囲気を知ることはできそうだ。

高等学校情報科(各学科に共通する教科)」(文部科学省)
「高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編)」(文部科学省)
「高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材(本編)」(文部科学省)

…といろいろ追っかけてみたけれど,いろいろありすぎて,結局よく分からずじまい。これからゆっくり吟味して理解しようと思う。